――まさか自分がアダルトメディアを職業にするなんて思わなかったですよね?
吉永:思ってなかったですけど、初体験とかはめちゃくちゃ早いわけではなくて、性的なことを学生中にしてしまうと、頭が悪くなるんじゃないかってすごく思っていました。だから、見たり読んだりは多かったんですけど、あまり早く経験してはいけないものだと思っていました。というか、自分にそう言い聞かせていました(笑)。でも、小さい時からドキドキさせるものだっていう認識はあったので、人を興奮させるものを上手くイベントだったり、人が見て楽しいと思うものに昇華させられたらいいなって思ってます。
――エロに対しては興奮はするけどストイックでしたか?
吉永:かもしれないですね(笑)。
――現在もストイックですか?
吉永:現在は仕事が忙しくて機会があればと思いますけど(笑)。
――ストイックな姿勢は番組に活かされます?
吉永:30代の厄年(31~33歳)の頃って女性は本能的に子どもを産みやすい時って言うじゃないですか? その時は私生活が乱れていて、ガンガン番組プロデュースもやっている時で、ヒット企画も生まれていたような気がします。エロに対して貪欲な時期は番組に対しても採用されていた気がします。でも、いまは枯れたわけじゃないですけど、俯瞰して見られるようになりました。奔放なことをしている時期って自分も傷つくじゃないですか。だから、ちょっと落ち着いていろいろ見られるようになっています。
――キャリアを積んでいる女性がアダルト界にはそれほどいないと思うんですが、今後、目指していることはなんですか?
吉永:パラダイステレビがやっていることを広めたいですね。『全裸監督』のパラダイステレビバージョンとか作れたらいいなと思っています。パラダイステレビ自体をもっと物語化したいです。番組も作りたいし、イベントもやっていきたいし、アイドルプロデュースもやっていきたいので、もっとパラダイステレビを知ってもらえたらいいかなと思います。
■吉永あずきプロデュースライブ関連情報
10月26日 マシュマロ3d+定期ライブ
10月27日 ギンギン♂ガールズ定期ライブ
10月28日 まshマロ3d+ teamメレンゲ定期ライブ
10月31日 マシュマロ向上委員会vol.2イベント
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(写真・インタビュー=神楽坂文人/公式Twitterはコチラ)