ほぼ同世代の4人でまずは乾杯。私は早く酔っ払って恥ずかしさをなくさねばと、缶ビールを一気に飲み干した。ラブホで2人の水着の女性を前にしたビールは、なんともいえない不思議な味がした。
自己紹介もほどほどにエロトーク突入。それぞれが今までの経験人数や思い出のエッチ、好きなシチュエーションや性感帯などを語って大いに盛り上がった。
1時間くらい経った頃、先生は私たちに色々な質問をし始めた。通常のプレイ時間、前戯の内容、体位の切り換え、再ラウンドへのインターバル、そらちゃんの満足度・興奮度・マンネリ度など。「なるほどね」と相槌を打ちながら、先生は私たちの話に耳を傾けていた。そして、ほどなくして先生は口を開く。
「わかりました。ふたりがもっとセックスのスキルアップをして、より楽しむために重要なことは2つあります。それは『潮吹き』と『膣イキ』です。この2つの経験がないのはあまりにももったいない! できるようになりましょう。でも、そのためにはコツを覚えることと、2人で努力することが必要です」
これが私たちに下された指南であった。続けて先生は、
「では実際に見せてあげましょう! ナオトいくよ!」
と言いながら、ベッドに移動する。
「あなたたちはここで見ててね」
そう言われたので、私とそらちゃんはベッドの横の椅子に座わった。畏れ多さを感じたこともあり、私たちは2人とも椅子の上に正座していた。
先生とナオトが裸になる。先生のおっぱいは小ぶりだが、ハリの良さは見ているだけも分かった。そして下はパイパン。気持ちよいセックスをするためには当たり前なんだそうだ。ついでにピルも必需品だそうで…。
ナオトの手マンは素晴らしく、すぐに先生は潮をふいた。家ではできないだろう…と思うくらいの量だった。これでもかというくらいの大きな喘ぎ声と合わせて、最高に気持ち良さそうな感じが伝わってきた。
ナオト「オレはアミに満足してもらえるよう常に爪は短く切り揃えている。潮吹きは激しく、手前にかき出すようにやるとうまくいくよ」
先生「自分の中でストップをかけないで解放するの。恥ずかしがらずに。気持ちいいから」
私たちは首を激しく縦にふる。別に寝耳に水な内容ではない。だが、間近で見せられただけに説得力があった。これが「知っている」と「できる」は違うということか。
先生とナオトはそのまま正常位に突入した。時間が経つにつれ、だんだん先生の反応が変わっていく。
「奥を擦りあげるように突かれるとやばいの。見て、そう、こうするの」
エロい表情を浮かべる先生。
これが中イキの実践か…。私はとてつもない興奮を味わい、正座で痺れていた痛みもいつか忘れていた。横のそらちゃんは、しっかりと目を見開いて先生たちを見つめていた。紙とペンがあれば、すぐにでもメモを取り始めるんじゃないかという勢いを感じた。
それからも体位を変えながら激しいセックスは続き、している2人も見ている私たちも大満足のままフィナーレを迎えた。そしてセックスを終えた状態のまま、こちらに身体を向けた先生が一言。
「スキルアップには実践あるのみ! さぁパッションくん、そらちゃん、やってみましょう!」