「普通に生活を営んでいる人たち」の生々しい性体験が知りたい!ということで、2017年2月に募集をはじめた【エロ体験談】。おかげさまで投稿は増え続け、当メンズサイゾーでも屈指の人気コーナーに成長しました。
皆さまのエロ体験談はAV業界からも注目を集め、ついには大手AVメーカーのKMPさんが映像化に名乗りを上げてくれたほど。自分の体験した思い出を映像化したいという方は、ドシドシご応募ください! 詳しくはコチラまで。
さて、何はともあれ今回も珠玉のエロ体験談をお届けします。
『おとなしい彼女がSに豹変』
投稿者:りょうじ(35歳/男性)
俺には遅刻癖がある。
どれくらいかというと、彼女とのデートでも平気で1時間遅刻してしまうほどだ。なので、彼女からは本来の待ち合わせ時間ではなく、1時間前の時間を言い渡される。
まあ、今でこそ彼女は俺のことを理解してくれているが、付き合って間もない頃は大変だった。
以前、遅刻のせいで彼女が行きたがっていたイベントに行けなかったことがあった。待ち合わせ場所には鬼の形相をした彼女。俺が悪いのだから当然だ。
「帰る」
彼女が冷めた声で言い放ったので、俺は慌てて平謝り。
彼女は終始ふくれっ面で、何かあると「帰りたいんだけど」と言いだす。付き合い始めでまだ別れたくなかったので、俺は必死の説得で引きとめた。
食事や交通費を全部出し、なんとか夜まで時間を持たせることができた。その頃には多少、彼女の怒りは収まっていた。
一か八かでホテルに誘おうとしたら、
「え、今日するの?」
と怪訝な顔をされた。
しかし俺は仕事が忙しいので、次のデートまで間が空きそうだと告げる。そしたら彼女は少し考えたあとに「いいよ」と言ってくれた。
「でも、今日は私のいうこと聞いてね」
俺は「うん、当然だ」と答えるしかなかった。