電話をかけてきた翌日、編集部に現れた奈穂美は、ショートカットでちょいポチャ体型のアラフィフ熟女。それでも、基本的には童顔で、
(若い頃はチヤホヤされてたんだろうなぁ)
って印象を受ける女性でした。
「面接始める前に、うちで作ってる実際の本を見てもらった方が早いですかね」
奈穂美を応接ソファに座らせて、ハメ撮り本を手渡します。
「うわぁ、すごいですね…」
と顔を赤らめながらページをめくる彼女。
「これ、1対1で撮影してるんですよ。ハメ撮りって言うんですけどね」
「そうなんですねぇ…モザイク入ってますけど、ほ、本当にエッチ…してるんですか?」
「そう。スタッフが大勢いると緊張しちゃうけど、1対1だと意外と平気だったって女性が多いですよ」
「わっ、顔にいっぱい精子がかかってる…」
「顔射ですね。でも、無理してやる必要はないですよ。OKかどうか最初に確認して、嫌だってことはやりませんから。それに、面接を受けても、やっぱり止めときますって女性もたくさんいますしね」
丁寧に受け答えすると、少し安心したような顔をする奈穂美。すると、聞いてもいないのに、自らプライベートを話し始めました。
「実は私、お恥ずかしい話ですがダンナしか知らなくて…。エッチも普通のしか経験がないから、こういう激しい写真を見るとビックリしちゃいます」
話を聞けば、処女喪失の相手が今のダンナで結婚して25年。
最初の2年はセックスしていたそうですが、なかなか子どもができないと思っているうちに徐々にセックスレスになり、浮気する機会もなく、かれこれ20年以上は男日照りの状態だったと言うじゃありませんか。
「じゃ、とりあえず何がOKで何がNGか、ひとつずつ聞いていきますね」
ってんで、彼女の様子を伺いながら面接を開始したんですが…。
以下は、彼女の面接結果。
顔出し:NG
フェラ:△
ローター:○
バイブ:○
本番:考え中
顔射:NG
ごっくんNG
アナル:NG
SM:NG
放尿:NG
スカトロ:NG
野外露出:NG