撮影が終わったのは午後5時。ギャラをお支払いすると、栄子との別れのときがやってきました。
「今日は本当にありがとうございました。また東京に来る予定があったら、ぜひ知らせてくださいね」
「私も、楽しかったです。川田さん、いい人でよかったです(笑)」
なんて言ってくれる栄子を部屋に残し、ホテルを後にしました。彼女とのセックスの余韻に浸りながら車を運転し、編集部には戻らず直帰することにしたんです。
で、帰宅してひとっ風呂浴び、コンビニで買った弁当を食った後はテレビを見ながら過ごしたものの興奮さめやらず、撮影した栄子の写真を眺めながら思い出し勃起していた夜10時ちょい過ぎ。チリリリリ〜ンと携帯が着信。「もしもし」と出てみると!
「あ、川田さん。電話しちゃってごめんなさい。もしヒマだったら、ちょっとお酒付き合ってもらえないかと思って」
ナンと、電話の主は栄子。聞けば、仲良し女子の同窓会は、全員が家族持ちでということもあり夜10時にお開きになってしまったのだとか。
「せっかくひとりで東京に来たのに、みんな帰るから寂しくなっちゃって(笑)」
と栄子が言います。そりゃもう、大急ぎで新宿に向かったのは言うまでもありません。
そして、5時間半ぶりに再会し、洒落たバーにご案内してグラスを傾けること2時間半。気付けば日付が変わり、深夜1時になろうかというときでした。ほろ酔いの彼女が、僕の耳元でこう囁いたんです。
「川田さん…もう電車ないですよね。よかったら、一緒にホテルに帰りませんか?」
ナンと、栄子が自分からお泊まりセックスに誘ってくれました。最初からその気だったのでしょう。セックスレスで欲求不満が溜まっていた彼女としては、昼間のセックスだけではヤリ足りなかったのかもしれません。もしくは、カメラがあったからイマイチ快感に集中しきれなかったとか?
いずれにしても、ホテルに戻り、部屋の扉が閉まるなり、栄子は僕に抱きついてきてキスしてきました。それは、ここから自分の好きなようにエッチを楽しみたいの、と宣言するようなキスだったことを覚えています。
結局、途中で少し仮眠したものの、午前11時のチェックアウトの1時間前まで、3発搾り取られた僕。ふらふら状態で車を運転し、彼女を品川駅まで送り、今度こそ本当にお別れです。
「また東京に来るとき、本当に連絡しちゃっていいですか?」
彼女はそう言って改札口に消えていきましたが、残念ながらその後、彼女から電話がかかってくることはなかったのでした…。
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