1998年から2018年7月まで、20年間にわたり編集者としてエロ本に携わってきたという川田拓也氏(48歳)。ハードでエグいマニア誌から始まり、引退までの13年はコンビニ系のアダルト誌を編集。趣味と実益を兼ね「ハメ撮り写真は極力自分で撮る」が信条だったとか。
そんな氏がエロ本編集者人生を振り返り、今思うのは「風俗嬢よりAV女優より、いろんな意味で本当にエグいのは素人女性!」だということだそうで…。川田氏が、足かけ20年でハメ撮った720人以上の女性の中から、今でも忘れられないブッ飛び素人モデルとのエピソードを蔵出しする。
【ブッ飛び素人モデルFile 042】
ヤンキー娘とお爺ちゃんのエロいい話/ミホ(20歳・フリーター)
古くは「バンカラ」、70年代は「ツッパリ」、そして80年代〜90年代の頭にかけては「ヤンキー」と呼ばれた不良の少年少女たち。ヤンキー女子を指す「スケバン」なんて俗語もありましたな。その流れは「チーマー」「ギャル男」といったふうに、脈々と受け継がれ「悪羅悪羅(おらおら)系」「卍(まんじ)系」と変化しながら現在に至るようです。
僕がエロ本編集を始めたばかりのころ(90年代の終わり)のこと。当時はまだクラシックなヤンキー女子がかろうじて残っていました。
ある日、モデル募集を見て編集部に電話をかけてきたのは20歳のフリーター、ミホ。それでは面接を、ということで編集部にご足労いただくことになったんですが、「ちーす」と現れた彼女の姿に口があんぐり!
茶髪の髪の毛をおでこの上でひとつまみ、ピンクのゴムでチョンと結んで跳ねさせて、上はだぼだぼのトレーナー、下はシャカパンというヤンキースタイル。おまけにスッピンでほとんど眉毛ねーし。そば屋の出前持ちのバイト女子かよ! ってな出で立ちなんですな。
(うはっ、変わり種が来ちゃったねー)
色気もクソもない女子にテンションはダダ下がり。とはいえ、せっかく面接に来てくれたのに追い返すのもナンですから、とりあえず撮影の説明をし、彼女のエロ・スペックを確認することにしたんですが…。
ーースリーサイズは?
「88・62・85」
(ほほぉ、なかなかツッケンドンな応対ですなぁ)
ーーへぇ、何カップあるの?
「Fかなぁ」
(トレーナーがダボッとしてるから分かりづらいけど、なかなか巨乳じゃん)
ーーエロ本の撮影だから、カラミもあるんだけど…フェラは得意?
「へへ、アタシ、フェラは上手いらしい」
(あ、少し笑った!)
ーー彼氏に言われたんだ?
「べつに、彼氏じゃないけど」
ーーそっか。じゃあ、本番は大丈夫?
「本番って、マジでエッチするの? ヤバくね? べつに、いいけど」
(どっちだよ!)
なんとな〜く噛み合わない雰囲気の中で進む面接。しかし、プライベートのセックス事情に話が及ぶと、彼女の口から意外なコトが語られることに!