しかし、後から考えると、なにも無下に断ることはなかったんじゃないか、と思えてきた。
たとえば本番のお誘いに対し曖昧な返事をしておいて、騎乗位素股の最中の事故を装ったり、メコスジにチ●ポを擦り付けながら、「お願い、先っぽだけ!」なんてやっているうちにニュルンと…。
なんてふうにすれば、もっと楽しく遊べて、彼女のプライドも傷つけずに済んだんじゃないか…。そういう意味では、いつも客にお願いされているであろう女のコたちの方が、何枚も上手である。
「挿入なき発射」を前提とするニッポンの風俗ではあるが、そこは男と女の世界、ナニが起きるかわからない。
マジメな遊び方の中にも、常にユーモアのセンスを持ったジジイでありたい、そう思った一発だった。反省、はんせい…。
(写真、文=松本雷太)