「お客さん? 25歳から35歳くらいの人が多い。70歳のおじいちゃんも来るよ」
「平日は夜が混む。週末は忙しい」
「趣味が合う人とか楽しい。話が合うから。アイドルのこと(笑)」
プレイ後、まったりとトークを満喫する。ヌイた後のおしゃべりは力が抜けている分、リラックスできてやたら楽しい。名刺をもらってから、服を着たまま向かい合ってハグ&チュー。20歳の女子大生との瞬間恋愛はヤバすぎるほど興奮する。まるで麻薬のようだ。
帰り際、受付の手前まで見送られ、そこでまたチューをしてカーテンを開けて、ドアが開いて外に出る。そのまま新宿三丁目の喫茶『珈琲貴族エジンバラ』へと進み、フルーツパフェ(1100円)を頂き、ほっとひと息つく。フーゾクで遊んだ後の甘い物はめっちゃうまい。
新宿の格安ピンサロは都会の楽園。ピチピチの女子大生と恋人のようにイチャイチャできる歓楽街のオアシスであった。
(取材・文=生駒明)
※記事内の名称や金額などは取材時のものです。すでに変更の場合もあります。ご了承ください。
【生駒明(いこま・あきら)】
1973年、愛知県生まれ。全国各地の歓楽街に足に運び、地方の風俗情報に明るい。長年にわたって「俺の旅」を世に送り続けてきた日本屈指の風俗通。