今年4月発売号で長い歴史に幕を閉じた風俗情報誌『俺の旅』の編集長で、読者から「イコマ師匠」の愛称で親しまれた生駒明氏。雑誌はいったん立ち止まったが、日本屈指の風俗通である氏は今もどこかのフーゾク街をぶらりと歩く。師匠の旅はまだまだ終わらない!
【俺のフーゾク放浪記 第11弾・東京編】
新宿のピンサロへ!
いやぁ~暑い日が続きますね。ということで、いつものようにフーゾクでリフレッシュしましょう。今回は大都会・新宿のピンサロをご紹介します。
朝9時に新大久保の自宅を出て、JR山手線で新宿へ。朝の新宿駅東口前は比較的静かで、宴の後のようなしっとりとした空気が漂っている。近くにある老舗喫茶『珈琲西武』に入り、モーニングセットB(750円)でまずは腹ごしらえをする。具沢山のホットサンドがやたらうまい。昭和39年創業の老舗喫茶の店内は、ステンドグラスやロマンチックな照明で飾られており、いるだけで楽しくなる。
軽くお腹を満たして、いざ歌舞伎町の歓楽街へ。一番街通りや新宿東宝ビルのゴジラヘッドを見て回りながら、風俗店の様子をチェックする。ヘルス『アムールクリスタル』やピンサロ『キララ』など新店がオープンしていたほか、ソープ『新宿角海老』やヘルス『11チャンネル』などの老舗も健在で、新旧が入り混じった店揃えだ。
ストリップ劇場『新宿ニューアート』には開場前から4、5人の待ち客がおり、ストリップの根強い人気を感じさせる。新宿三丁目の角海老のソープビルは、入口がシックで穏やかな感じに一新されており、かつてのカラフルさがなくなっていた。