その後やり取りをし、すんなりと待ち合わせ成立。私は愛車を走らせ、約束の場所に向かった。
彼女が到着した瞬間、「マ、マジか…!」と思わず声が出た。セミロングの彼女は、パッチリとした目にスラッとした体型で、サイトのプロフィール写真で見たとおりの美少女だったのだ。どうやら、修正写真ではなかったらしい…。
しかも、白のオフショルダーニットにミニスカート&ニーハイという格好がめちゃくちゃ似合っている。私は長年出会い系を愛用しているが、これまで出会ってきた中でも最高レベルの美少女だった。
ドキドキしながら車を降りると、
「○○さんですかぁ? はじめまして!」
と彼女が笑顔を見せながら近寄ってくる。この瞬間、私はハートをキャッチされた。それでも大人の余裕を見せなければと思い、
「はじめまして。立ち話もなんだから、とりあえず車に乗りなよ」
と偉そうに言う。そんな私に対して彼女は、「なんか大人の男って感じですね~」と笑顔を振りまきながら助手席に座った。
改めて彼女の顔を見る。やっぱり可愛い。ふと、「なんでこんな可愛い子が…」と素朴な疑問がわき、それを聞いてみた。
「好奇心ですかね。エッチに対する(笑)。それと、いま彼氏がいなくて寂しいんです。あと、欲しいものもあるし…」
こんなに可愛い子になら、なんだって買ってあげたくなる。私はいくらかの出費を覚悟した。
それから彼女は、
「あの、ホントに申し訳ないんですけど、この後予定があって…。ゆっくりできる場所に行きたかったんですけど、ちょっと時間がないので車の中でいいですか?」
と言ってきた。