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今から30年近く前、若い頃の筆者は異性にモテようと必死だった。
学生の身でありながら週に5日ほど居酒屋で8時間バイトして金を貯めた。その金でオシャレ雑誌に載っているブランド物の洋服を買ったり、教習所の合宿コースで免許を取得して車を買ったり、時計や靴にこだわってみたりと、かなりの労力をつぎ込んでいた。
しかし、すべては無駄に終わった。
何をどうしたって、モテなかったのだ。
女性に告白しても連戦連敗。自分より容姿が劣る連中が次々に彼女を作っていく中、筆者はただただ絶望を味わっていた。
50歳を過ぎた現在も同じような状況だが、以前ほどモテたいとは考えていない。その代わり、女性に嫌われないために努力している。
常に清潔であれ!
常に相手を思いやれ!
自分がされて嫌なことは他人にするな!
自分に毎日そう言い聞かせている。
別にモテなくてもいいじゃないか。嫌われないだけで儲けものだ。
そう考えられるようになって、毎日が生きやすくなった。
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今から新宿でエッチしませんか?
都内の会社でOLしているリカといいます。
これから新宿で待ち合わせできる年上の男性を探しています。
ムチムチ体型なので、そういうのでもいいよっていう優しいお兄様がいいです。
人より感じやすいので、ふたりでたくさん気持ち良くなりましょうね(ハート)
07月1*日18時14分
受付メール数:1/5
♀リカ
29歳
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この書き込みは、筆者愛用の出会える系サイト【イククル】で発見したものだ。
ずいぶんとストレートな募集内容だが、気になる点がある。それは、”ムチムチ体型“と自称していることだ。
女性が自分のことを”ちょいポチャ”だと申告してきた場合、ただのデブだったりするものだ。とはいえ、ムチムチ体型と一口に言っても、人によってさまざま。リカちゃんは、磯山さやかや深田恭子のような体型かもしれないし…。
もちろん、その可能性がめちゃくちゃ低いのは分かっている。だが、決してゼロではない。微粒子レベルかもしれないが、イイ感じにムチムチしている可能性もあるはずだ。
バットを握って打席に立っているだけではホームランは打てない。ままよとバットをブン回してみて、初めて結果が出るというものだ。
ということで、ギャンブル感覚で彼女へのアタックを開始した。
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こんにちは、リカさん。
都内の会社員、ショーイチ・38歳です。
先ほど、リカさんの書き込みを見つけました。
優しいくらいしか取り柄のない私ですが、
是非リカさんと楽しい時間を過ごしたいです。
今日はこの後ずっとヒマしているので、5分後の待ち合わせでも数時間後の待ち合わせでもOKです。
あ!
お返事もらえたら私の写メを送りますね。
それを見てもらってからで構わないので、検討してくれたら嬉しいです。
では!
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こんなファーストメールを送ったところ、5分もしないうちに返信が届いた。
そこから数回ほどメールをやり取りし、あっさり約束は成立した。
待ち合わせ場所は、新宿アルタ前。
いったいどんなコが来るのだろうか。深田恭子系のムチムチか、磯山さやか系のムッチリちゃんか、それとも”ももクロ“のあーりんみたいなふんわり系か…。
期待に股間を膨らませながら待っていると、時間通りにそれらしき女のコを発見した。
チッ!
お前はムチムチという言葉に土下座して謝れ!
二度とムチムチ体型だなんて生易しい言葉で己を表現するな!
”その物体“の後頭部を鷲掴みにして、小一時間ほど説教を食らわせたくなってしまった。
はっ、いかん!
スーハースーハーと深呼吸を繰り返し、我流のアンガーマネジメントで冷静さを取り戻す。そして、ふたたび彼女を見る。
ぐぬぬぬぬっつ…。
今年はまだ一度も顔パスしてないが、今日がその1回目になりそう…。
そのまま回れ右して帰ってもよかったが、礼儀としてちゃんと断るべきだろう。そう思い、ゆっくり彼女に近づくと声をかけた。
「あ、あのぉ、リカちゃんかな?」
恐る恐る話しかけると、リカちゃんは顔を歪めて「はい」と返事。どうやらそれは、彼女なりの笑顔だったようだ。
ツツーっと背中に嫌な汗が走った。
リカちゃんは、ガンバレルーヤのまひるを一回り小さくした感じだった。身長は155センチくらいで、体重は60キロ台後半から70キロ台前半といったところか。
体重に比例して胸も大きそうだったが、この見た目では、いくら巨乳であってもマイナスポイントをカバーしきれるものではない。
チクっ。
リカちゃんの笑みを見て、少し胸が痛んだ。だがこちとら聖人君子ではない。心を鬼にして断るしかないだろう。
だが、どうやって断ろうかと言葉を選んでいるうちに、先手を取られてしまった。
「やっぱりダメですか? 私みたいなのじゃ」
こちらが口ごもっているのを見て察したのか、リカちゃんは申し訳なさそうな顔でそう言った。
なんだか俺を見ているようだ…。
筆者は初対面の女性に「俺みたいなので大丈夫? 嫌だったら断っていいんだからね」と口癖のように言っているので、心の奥底から”同類相憐れむ“気持ちが湧いてきてしまった。
「だ、ダメじゃないよ。今日はよろしくね」
気づくとそう答えていた。
こうして、ホテル街に向かうことになった。
安かろう悪かろうの激安ラブホにチェックイン。
「じゃ、俺は一服してるから先にシャワー浴びておいで」
部屋に入り目ざとく灰皿を見つけた筆者は、リカちゃんにそう指示した。
安いホテルなので、脱衣所なんて上等なものはない。リカちゃんは言われるがまま洋服を脱ぎ、浴室のドアを開けた。
その時、一瞬だが、彼女の素っ裸の後ろ姿を目にすることに…。
げんなりナリィ…。
キテレツに怒られたコロ助のようにガックリしてしまった。
だらしなく肉が垂れさがったフォルム、背中にはブツブツのニキビがたくさん。なんとも不潔そうな印象だ。
自己管理ができていないのか。異性に不快に思われないための努力を何もしていないのか…。怒りを通り越して、悲しい気持ちになった。
しかし、ここまで来て「ごめんなさい」なんて、いくらなんでも言えない。こうなったら、己の感情を消し去り、ただの排泄行為と思うしかない。
今日はリアルなオナホールでヌクだけ!
心の中で何度もそうつぶやき、覚悟を決めた。
その後、入れ替わりで筆者もサクっとシャワーを浴び、ベッドインすることになった。
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まずは、チュチュッと挨拶程度の軽いキス。そして、ただの脂肪の塊のようなおっぱいに顔を埋める。
おっぱいは確かに大きく、推定Gカップ。だが、それだけのこと。あまり柔らかくもなく、脂肪がぎっしり詰まっていて張りもない。
彼女の乳首を口に含み、舌先で転がしてみる。
「あっ、あぁ。気持ち、い、いぃです」
アヘ声を聞いても、こちらのテンションは微動だにしなかった。ずっと最低のままだ。
いくらクンニ大好き人間の俺でも、今日は無理じゃね?
そう思った筆者は、適当に手マンしてさっさと濡らしてしまおうと決断。乳首に吸い付いたまま片手を伸ばし、彼女の股間をまさぐってみた。
ぴちゅくちゅ、にゅヌぴじゅぷ。
ベッドインしたばかりなのに、アソコはもうズブ濡れだった。
「すごく濡れてるね。いつもこうなの?」
「だ、だって…、し、ショーイチさんがカッコいいから…」
な、なぬぬぬぬぬぅ?
なんて言ったのか、聞き返したくなった。
こ、この俺がカッコいいだとぉ?
そ、そんなこと言われたら、惚れてまうやないかぁい!!
容姿を褒められることに対して免疫力ゼロの筆者。少し褒められただけでコロッと参ってしまうのだ。我ながらチョロい男だ。
「ありがとう。すごく嬉しいよ」
そう答えながら、愛撫に愛情をこめ始める。
だが、いくらセックスの最中とはいえ嘘をつきたくなかったので、容姿を褒めるような真似はしなかった。
その流れでクンニの体勢をとる。
幸いにも無臭マンコで、問題なく舐められそうだった。
カッコいいと言われ、こちらのテンションは一気に最高レベルに。
その勢いのまま猛烈にクンニを始める。
「え? 嘘? も、もうイキそうですぅぅぅぅぅ!!」
クンニを開始してわずか数十秒でイッてしまうリカちゃん。
くーっ、こいつ、感じやすくて可愛いなぁ…。
ノリノリになる筆者。しかし、テンションを維持するため、さっきからずっと目はつむりっぱなしだ。ここで肉塊を見てしまったら、間違いなく冷めていたはずだ。
「く、クンニってこんなに気持ちいいものだったんですね」
「感じてもらえて嬉しいよ。じゃ、次はリカちゃんが俺のこと攻めてくれるかな?」
「は、はい」
ベッドの上で仰向けになる筆者。そして、目を閉じてマグロになった。
パクッ!
いきなりフェラチオから始めるリカちゃん。まぁ、こちらとしては手っ取り早くて助かった。
フェラテクは可もなく不可もなしといった感じ。数分ほどシャブってもらってから挿入することにした。
「ちゃんとゴムを着けるから安心してね」
「は、はい。ありがとうございます」
ゴムをしっかり装着し、できるだけ彼女を直視しないようにしつつ正常位で合体。
挿入して数回ほど腰を振ったところで、「イクよっ」と小声で声をかけ射精した。
ふぅ。
少しだけ余韻を味わうと、残り汁を出し切るため、ゆっくりピストン再開。
ここでミスを犯してしまうことに。つい油断して、目を開けてしまったのだ!
はっ! なんだこの肉塊は?
おデブちゃんや不細工ちゃんでも、異性の目を意識して努力している女性というのは可愛いものだ。しかし、いま筆者の腹の下にいるリカちゃんからは、そんな努力の痕跡は一切感じられなかった。
さーっと全身から血の気が引いていく。さっきまでギンギンだった愚息も、急激に縮むことになった。
すぐにチンコを引き抜くと、リカちゃんにシャワーを浴びるよう促した。
その後、帰り支度を終え、そそくさとホテルを後にした。
一刻も早く彼女と別れたかった筆者は、駅に向かいながらタイミングを見計らっていた。
ここでリカちゃんが意を決したかのように話しかけてきた。
「あ、あのぉ、ショーイチさん」
「ん?」
「ごめんなさい。あまり気持ち良くなかったですか?」
こちらがあまりに無口だったので、不機嫌だと思ったのだろう。
別に怒ってはいなかった。ただ、一刻も早くひとりになりたかっただけだ。
「あっ、ごめん。ちょっと仕事のことを考えてただけだよ」
「そ、そうですか」
「あっ! 俺、こっちの方のバス停から帰るから、気をつけてね」
「えっ、あっ、はい」
「このまま真っすぐ歩いていけば、駅の方にでるからね」
ここで90度ターンし、ようやくひとりになることができた。
そのまま早足で最寄の喫煙所に向かい、一服する。
忘れろ! 忘れるんだショーイチ!
肉塊と一緒に過ごした時間を記憶から消し去るべく、磯山さやかと深田恭子を相手に3Pする自分を妄想する。
ムクムクッ。
フル勃起とまではいかなかったが、ムチムチの美女ふたりに囲まれた交尾を想像して愚息は素直に反応した。
よしっ! これをキープしたまま帰るぞ!
タバコを消し、股間を膨らませたまま帰途に着いた。
帰宅してから30分ほど経ったところで、スマホのメール着信音が鳴った。
ん? どのコからのメールかな?
セフレのひとりからか、はたまた以前再会を約束した女性の誰かか。期待しつつ、メールを確認する。
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今日はありがとうございました。
ショーイチさんみたいに優しくてカッコいい男性とエッチしたのは初めてでした。
また会ってくれたりしますか?
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差出人は、記憶から消去したはずのリカちゃんだった。サイト経由で連絡してきたのだ。
せっかく磯山さやかと深田恭子のふたりによって悪夢のような記憶が上書きされていたのに、振り出しに戻された感じだ。
優しくてカッコいいと褒められて嫌な気持ちにはならないが、だらしない肉塊が強烈すぎて前向きにとらえることができない。スマホケースを閉じ、そのメールを見なかったことにした。
50年間ずっと非モテ人生を送っている筆者は、女性の容姿にとやかく言う資格はないと思っている。だが、異性に嫌われない努力を怠っている女性には我慢ができない。筆者がそうであるように、恵まれない容姿だからこそ人一倍努力しなければならないはずだ。
ムカムカムカっ!
無性に腹が立ってきた筆者は、スマホからサイトにアクセス。あの肉塊の記憶がフラッシュバックしないように、リカちゃんを“無視リスト”に登録した。これで彼女から連絡が届くことは完全になくなったことになる。
今回はデートと呼べる代物ではなかったが、得る物もあった。
これから先、何があっても嫌われないための努力を継続するぞ!
そう決意を新たにする筆者なのであった。
(文=所沢ショーイチ)
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