ストリップの灯がまた消えた…新宿の名物ヌード劇場『DX歌舞伎町』ラスト公演リポート

 開場が10時30分、開演が11時30分で、タイムテーブルは、


1回目が11時30分~15時30分

2回目が15時30分~19時20分

3回目が19時20分~23時00分


 となっていた。

 11時30分、予定通り、開演。ついに最終日のステージが始まった。

 まずは1回目の公演の様子を紹介。

 

【一景・御幸奈々(みゆきなな)】

白とピンクと赤の花柄のドレスで登場。手足をスピーディーに動かす、相変わらずのキレのあるダンスを披露する。堂々たる踊りっぷりには感服してしまう。薄地の白いアラビア風ドレス姿になると、軽やかなダンスで観客を魅了。

青いドレスに着替え、ベッドショーへ。スワン、ブリッジ、片足を上方に美しく伸ばす姿に惚れ惚れ。ベテランらしい安定した踊りとステージの完成度は、圧巻であった。

 

【二景・チナツ】

花魁ルックで登場。真っ赤な着物が艶かしい。江戸の吉原そのものだ。長いキセルが雰囲気を作る。服を脱ぐと見事な美乳がポロリ。盆でゆったりと踊る様子は、しっとり濡れる太夫(たゆう)のようだ。白い肌に美形の顔立ち、とても引退している踊り子とは思えない踊りっぷり。花魁髷が似合う上、目線の動きが素晴らしく、花魁らしい表情を完璧に作っていた。

 

【三景・葉月凛(はづきりん)】

 紺色の水玉模様のモンペ姿、三つ編みの田舎娘の格好で登場。鍬を持って畑を耕す仕草を見せる。電車の音と共に、上京する娘の姿に。白地の赤い花柄のワンピースとハイヒールで、ウキウキと踊る。シックなベージュ色の大人っぽいドレスになり、娼婦を演じる。ベッドショーではアエギ声が可愛い。フェラチオのイメージショーもあり。最後は田舎に帰るかたちでステージを終える。ベッド中に投げられた白いリボンがステージを華やかに飾っていた。

 

 この日はいきなりの「トリプル回し」。3人踊ってから、3人合同のポラ撮影タイムとなる。第1回目のポラから大混雑であった。

 1回目公演と2回目の公演は予定通り「トリプル」だったが、時間が押したため、3回目公演は「4人+5人」となった。4人連続で踊ってから4人合同のポラ撮影、そして5人連続で踊ってから5人同時のポラ撮影、というもの。4人以上の合同ポラは初めて見た。とにかくものすごい混雑ぶりであった。

 

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