今年4月発売号で長い歴史に幕を閉じた風俗情報誌『俺の旅』の編集長で、読者から「イコマ師匠」の愛称で親しまれた生駒明氏。雑誌はいったん立ち止まったが、日本屈指の風俗通である氏は今もどこかのフーゾク街をぶらりと歩く。師匠の旅はまだまだ終わらない!
【俺のフーゾク放浪記 第2弾・福岡編】
もうすぐ夏です。半袖の季節がやってきます。そんな開放的なシーズンにオススメな福岡中洲の激安フーゾクに行ってきました。
福岡空港から地下鉄で中洲川端へと進み、まずは地元の老舗喫茶『琥珀館』へ。名物のライスカレー(840円)を頂き、一息つく。リゾット風のカレーで、素直にうまい。食べやすいのがまたいい。おまけに14時~17時はサービスとしてスープとドリンクを付けてくれるという。至れり尽くせりである。
食後、ホットコーヒーを飲みながら、店内にある西日本新聞を眺めながらゆったりとした時間を満喫する。とにかく空気の流れがゆるやかである。東京とは大違いだ。普段の忙し過ぎる生活から解放されて、心身ともにホッと一休みする。
喫茶店を出ると、中洲南新地の風俗街をぶらりと散策する。大きな風俗ビルが建ち並んでいるのは相変わらずだが、国体道路沿いに新しい案内所ができている。那珂川沿いの清流公園には桜が咲いており、春の到来を静かに語っている。南新地内を歩いてみると、路地沿いに風俗店がびっしり。賑やかなことは昔と同じだが、案内所が増えているようだ。
「中洲にはソープやヘルス、エステなど合わせて130店ほどあります。主にソープとなります」と案内所のお兄さん。あちこちの案内所に入ってみると、パソコンで検索できるだけでなく、iPadでタッチパネル方式で探すこともできるようになっている。案内所も進化しているのだ。