1998年から2018年7月まで、20年間にわたり編集者としてエロ本に携わってきたという川田拓也氏(48歳)。ハードでエグいマニア誌から始まり、引退までの13年はコンビニ系のアダルト誌を編集。趣味と実益を兼ね「ハメ撮り写真は極力自分で撮る」が信条だったとか。
そんな氏がエロ本編集者人生を振り返り、今思うのは「風俗嬢よりAV女優より、いろんな意味で本当にエグいのは素人女性!」だということだそうで…。川田氏が、足かけ20年でハメ撮った720人以上の女性の中から、今でも忘れられないブッ飛び素人モデルとのエピソードを蔵出しする。
【ブッ飛び素人モデルFile 022】
寝取られ夫の奥さんと2泊3日の疑似夫婦生活/理恵(42歳・主婦)
AV業界で「寝取られ系」という言葉が定着したのは、ここ10年くらいだと思われますが…。
古くは、他人に女房を「寝取られる」ことで夫が抱くのは怒り、嫉妬といったマイナス感情。それが、やはりAVの影響なんでしょうか。「寝取られ系」が細分化され、自分の嫁や彼女を、赤の他人に「寝取らせる」ことで興奮するというプラス思考のダンナ衆が出てくるんですよね。
そんな中で10年ほど前、雑誌の企画で40代の寝取られ夫婦2組を、ともにご主人と奥さん同伴で招いて座談会をしたことがあるんです。
「僕は、妻が他の男性にヤラれてるのを横で見ていたいんですよ」
「僕は逆。寝取られプレイをするときは僕が車で送り迎えするんですが、妻のセックスが終わるのを車の中でひとり悶々としながら待ってる時間が一番興奮します」
そんな話を横で聞きつつ、
(どっちにしても、俺には理解できん世界だわ)
なんて思いながらも、
(奥さんたち、ふたりとも美熟女だわぁ。こんな人妻が、夫の変態趣味に付き合って他人とセックスしちゃうなんて…ぜひとも寝取る側に回りたいもんだわ)
と、話はボイスレコーダーで録音してるのをいいことにメモも取らず、ふたりの美人妻に見とれながら座談会を進行していたんです。
その座談会から半年が経ったころ、そのときのダンナさんから電話があったんです。
「田辺(仮名)です。いつぞやの座談会ではお世話になりました」
「田辺さん…座談会、あっ、寝取られ夫の田辺さんですね、その節はどうも。どうされました?」
田辺さんは静岡県在住で、座談会のときに「妻のセックスが終わるのを、車の中でひとり悶々としながら待ってる時間が一番興奮します」と言っていた方のダンナさん。
そんな彼が、電話口で鼻息も荒く、こんな話をしだしたんです。
「今度はインタビューじゃないくて、妻の裸を載せてらえないですかね?」
田辺さんの奥さんである理恵さんの顔の見た目は、女優で言えば石田ゆり子タイプのふんわりとした雰囲気。座談会のときは白いブラウスを着ていて、ボタンを弾け飛ばしそうな巨乳が印象的な、エロ度満点の女性でした。しかも…。