「恥ずかしいのは分かるけど、これからお客様を相手にするんだから慣れないと」
「わ、わかってます。今、脱ぎます」
ユアは明らかに動揺していた。不安がピークに達したのか、手は小刻みに震えていた。
彼女のカラダは、特別魅力を感じるようなものではなかった。
しかし、まだ22歳ということもあり、肌質は良かった。きめ細やかな肌は、普段から手入れされている証拠だ。
カラダをじっくり観察したあとは、シャワールームに入り、洗体についてレクチャー。
「ボディソープとグリンスを混ぜてタオルで泡立てたら、それを手に移して手の平でカラダを洗ってあげて」
「は、はい…」
他人のカラダを洗うなんて、きっと初めての経験だろう。ユアの手つきは、言うまでもなくぎこちなかった。それでも、ニュルニュルした感触は無条件で気持ちよかった。
しっかりペニスやアナル周りも洗わせて、シャワールームを出た。
「とりあえず、洗体はこんな感じかな。あとは、胸を使ったりカラダを密着させたり、オリジナリティを追求してみてね」
とは言ったものの、このコはそんな面倒なことはしない気がした。
その後、ベットに腰かけると、いよいよ実技の講習だ。
「フェラの経験はあるの?」
「あります。けど、あんまり上手くないと思います。元カレには痛いってよく言われてたので…」
「そっかそっか。やり方はしながら教えるから、まずは自分の思うようにやってみて」
「分かりました」
ペニスの前に顔を近づけたユアは、軽くため息をついた後にパクリと咥えた。
そのままゆっくりストロークし始める。だが…。
「ちょ、ちょ、ストップ! 歯が当たってる」
「どうしても当たるんですけど…」
「唇でペニスを掴む感じで咥えてみて」
「こうですか?」
「うん、それで動いてみようか」