「今日はホントにありがとう」と俺にもたれかかってくるレイさん。さらに彼女は、「俺くんがいなかったら大変だったなぁ。ほんと、俺くんが幹事のパートナーでよかった」とジッと見つめてくる。しかも彼女は、俺の太ももに手を乗せてきた。
そのうち、「イケるのかもしれない」と思った俺は、店を出たところでレイさんの肩を抱いてみる。彼女は首を傾げて寄り添ってきた。俺はそのままラブホ街に向かった。
「少し休みましょうか?」
怪しいネオンが光る中で俺がそう言うと、レイさんは「そうだね…」とうなずく。それからラブホにチェックイン。部屋に入ると彼女は、すぐにシャワーを浴びた。
タオルを巻いて出てきた彼女と入れ替わるカタチで、俺もシャワールームへ。股間を丁寧に洗ってから部屋に戻ると、彼女はすでにベッドの中にいた。
レイさんの横にいき、
この人、バイト先の社員なんだよな…。
などと考えながらキスをする。バイトと社員という“身分”の違いが俺を無性に興奮させた。
彼女も次第に乱れ、アソコに触れると、「はあはあ」と喘ぐ。それから黒のセクシーなパンティを脱がせてクンニをすると、「ダメ、もう…」と俺の頭を押さえて腰をヒクヒクさせてヨガった。
いよいよ合体というとき、レイさんが「生でいいよ」と言ってくる。俺が戸惑っていると、
「私、生派なの(笑)」
とチンコを掴んで、自分から腰を近づけてきた。
社員旅行でタイへ行った時の話。オレ(S)の会社は、工場の閑散期に毎年社員旅行がある。ここ数年、行き先はアジアが多い。3年前はタイのバンコクだった。工場は閑散期だが、オレは営業職のため暇なわけではない。そのため、営業部所属の者は毎年ぶうぶう言いながら参加する。その年もオレは社員旅行の前日は深夜まで仕事をしていた。