「それじゃあ、入ろうか」
「私、洗体ならできますよ」
「ほんと? やってもらえるかな」
シャワーを先に出して手で温度を確認したミサトは、「熱くないですか?」と声をかけながら足元にかけ、ゆっくりカラダ全体にお湯をなじませていった。
ボディソープとグリンスを手に取ってカラダ全体を洗いつつ、乳首やペニス、玉など性感帯部分を中心に愛撫するような手つきで撫でまわした。
もうこれ、経験者レベルだろ(笑)。
心の中でツッコミながら気持ちいい洗体に身を任せた。
…
……
「すごいよミサトちゃん! 完璧な洗体だったよ」
「本当ですか? フフフ。ありがとうございます」
これまであまり笑わなかったミサトが目を細めて笑った。たったそれだけだが、とんでもない破壊力だった。
「ミサトちゃん、笑顔がすごく可愛いから、できればお客様の前でも見せるよう心がけてね」
「あっ…はい。ちょっと人見知りなところもあるので…。頑張ります!」
クールビューティな印象を受けたのは、人見知りで緊張していたせいだったようだ。いまは緊張もほぐれたのか、親しみやすい表情を見せてくれた。
「次は、メインのベットプレイだね。男の人を責めるのは得意?」
「そうですね。パパ活してた時もMな男性が多かったので、得意です!」
「それは楽しみだ。それじゃあ、お願いします」
ミサトはコクリとうなずき、唇を私の首筋に這わせた。ここからが、本当にスゴかった。
首筋を舐めまわしながら、空いた手でで太ももやわき腹をフェザータッチ。
休むことなく動き続ける舌。このソープランドなどで使われる吸い舐めを駆使して上半身に快感を与え、乳首周りを焦らしてくる。
ちゅぱちゅぱちゅぱと、唾液が混じったエロい音を響かせる焦らしに、
「頼むから乳首を舐めてくれ!!」
と懇願してしまいそうになった。