皆さんは、腰が浮いてしまうほどテクニシャンな女のコからサービスを受けたことがあるだろうか?
私は一時期、風俗は本番行為が一番気持ち良くて、一番のサービスだと思っていた。実際、今でも本気でそう思っている人も多いと思う。
テクニックなんて、ある程度あれば頭打ちで、そこが推しポイントになって人気嬢になれることなどない…それが風俗関係者の中でも常識になっている。
だが、本番よりも男性を気持ち良くさせるテクニックを持つキャストは、実際にいる。
私はその女性と知り合ってから、風俗嬢のテクニックに対する価値観が変わった。今回は、そんなテクニシャンな女性とのお話だ。
【風俗嬢と体の関係~ミサトの場合~】
ミサトは24歳の人妻だった。
カラダにピタッとフィットした、エロいボディラインを強調させるワンピース。髪は暗めの茶髪で綺麗に巻いてセットしており、化粧も濃すぎず薄すぎず、男の喜ぶポイントを押さえていた。
風俗店の面接に来る身だしなみとしては、満点以上だ。
しかも、彼女は美人だった。
鼻筋はスッと通っていて、目は涼しげな切れ長。絵に描いたようなクールビューティーだ。
一体どんな人生を歩めば、こんなセックスアピールの強い女性になれるのか
と思ってしまうほど、24歳にして完成された色気があった。
「ミサトちゃんは、風俗店で働くのは初めてなんだよね?」
「そうですね。きちんとお店を通して働くのは初めてです」
「お店を通してっていうことは、援助交際とかは経験があるのかな」
「はい。いわゆるパパ活のようなものを最近までしてました」
「パパ活って、結構手取りいいと思うんだけど、どうして風俗店に?」
「実は最近、何度か相手の男性に逃げられてしまったり、冷やかしだったりが多くて…」
表情を曇らせながら、彼女は続けた。