1998年から2018年7月まで、20年間にわたり編集者としてエロ本に携わってきたという川田拓也氏(48歳)。ハードでエグいマニア誌から始まり、引退までの13年はコンビニ系のアダルト誌を編集。趣味と実益を兼ね「ハメ撮り写真は極力自分で撮る」が信条だったとか。
そんな氏がエロ本編集者人生を振り返り、今思うのは「風俗嬢よりAV女優より、いろんな意味で本当にエグいのは素人女性!」だということだそうで…。川田氏が、足かけ20年でハメ撮った720人以上の女性の中から、今でも忘れられないブッ飛び素人モデルとのエピソードを蔵出しする。
【ブッ飛び素人モデルFile 018】
小中時代の幼なじみが借金抱えてエロ本モデルに!?/花子(36歳・スナックホステス)
昔は「借金のカタにソープに沈められる」なんてことが言われておりました。雑誌業界でも昭和の時代は、首が回らなくなってどうしようもなくなった女性が裏本に出演させられる、なんてことがあったようです。
しかし、時代は平成を経て、もはや「令和」。現在でも、中には100万単位の借金が理由で脱ぐコも確かにいるでしょうが、それはごく少数。僕がエロ本編集をする中で出会った「お金目的」のモデル志望の素人たちは、
「ヴィトンのバッグ買いたくてぇ~」
「今度の夏に海外旅行に行くんでぇ~」
なんて理由で、初対面のカメラマン相手に気楽にオマ●コを開くケースが大半。つまり彼女たちにとってエロ本モデルは、「割りのいいバイト」くらいな感覚だったんだと思うんですよね。
ですから僕も、まさか身近な人間に「借金を背負わされて仕方なく脱ぐ」女性が現れるとは思ってもみなかったのです。
話のキッカケは、僕が36歳のとき。中学校の同窓会で、ある女性に再会したことでした。仮に、名前を花子としましょう。彼女と僕は、小中を一緒の学校で過ごした幼なじみ。何度かクラスも一緒になった上、家が近かったこともあり、親同士も互いの家を行き来する間柄でした。
花子と会ったのは中学卒業以来でしたから21年ぶり。ほかのクラスメイトも交え、当時の話で盛り上がったんですが…。ふたりきりになった瞬間、こんな話になったんです。