「うん。これくらいかな…」
ひろなは独り言のように呟くと、
唾液まみれになったペニスを胸で挟み込み、圧迫しながらパイズリし始めた。
ぬちゅぬちゅぬちゅと唾液はローションの役割を果たし、ペニスは完全に大きな胸に包みこまれた。それは、実にエロチックな光景だった。
うんっ! コレコレ!
「あー。すごい柔らくて気持ちいいよ」
「えへへ。喜んでもらえて良かったです。こんなのはどうですか?」
彼女は一度パイズリを止め、ペニスの先を自分の乳首で刺激してきた。
「んっ…んんっ…」
乳首のコリコリした感触が先っぽに当たる気持ち良さと、乳首をペニスでいじりながら感じている彼女の表情に興奮がどんどん高まっていく。
ついに自分を抑えることができなくなり、再びパイズリを指示。正面から谷間に愚息を突き刺した。
「えへへ。おっぱいのオナホールみたいですね」
「それ自分で言っちゃう?」
「私、結構Mなんですよ、ちょっと乱暴なくらいが興奮しちゃいます」
「そっか。じゃあ、遠慮なく」
激しく何度も何度もピストン。
常にペニスにまとわりつく柔らかい肉。
彼女自身をオナホール扱いする感覚に、いよいよ本格的に興奮を抑えられなくなった。
「あー。もう出そうだ。イク、イクよ!」
「はいっ、下さい…おっぱいに…全部っ!」
ビクンッビクンッと何度か脈打ちながら、彼女の胸の中で果てた。
ひろなが手を離すと、ドロドロの精液がそのカラダを汚しているのが見えた。
「人生で一番気持ちいいパイズリだったかもしれない(笑)」
「そう言ってもらえると嬉しいですね。えへへ」
癒し効果がありそうな彼女の笑顔に頬を緩めながら、私はいつものように講習後の一服を決め込んだ。
(文=小鉄)
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