「ふっ…ふあっ! あ、んん…」
甘くて可愛らしい声が耳に届く。
さっきまで私を楽しそうに攻めていた彼女が、いまは自分の肉棒で愛らしく喘いでいる。
そのギャップに興奮した私は、我慢できず激しく腰を振った。
「あっ、あぁ! ダメ、コレ、気持ち良すぎるゥ…」
小動物が鳴くような高い声をあげるアンリ。
その声がもっと聞きたくて、ピストン運動を加速させる。
「あっ、あっああっ! んんっ、んあっ、ああんっ」
よほど気持ちいいのか、肩に手を回され、ディープキスをせがまれた。
求められるまま応じ、ねっとりと舌を絡ませる。もちろん、腰の動きは止めない。
「ん…んちゅ…んっ、んんっ! んぁ…あぁっ!」
彼女の膣内で刺激され続けたペニスは、ここで限界を迎えた。
「はぁ、はぁはぁ。イクよ、アンリちゃん…」
「あっ、ああっ! あんっ、ああんっ!」
私の声に応えるかのように、彼女のカラダにも力が入る。と同時に、私も一気に放出することになった…。
「はぁ、はぁ…。アンリちゃんエロ過ぎ(笑)」
「えへへ…。そうですか?」
心地いい疲労感に包まれ、私は彼女の横に仰向けで寝転がった。
それを見たアンリは、すぐにフェラを始めた。
「おお、お掃除フェラ? いいね、そういうの」
「じゅるるっ…じゅぷじゅぷ、ぷはぁ…。えっ? 違いますよ」
咥えていたペニスを口から離し、きょとんとした表情を見せるアンリ。
「一回だけで終わるなんてイヤですよ! まだあと2回はしてもらわないと!」
そう言うと、彼女は本当に楽しそうに笑った。
結局、この日、合計3回のセックスに応じることになったのだった。
(文=小鉄)
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