みのりの柔らかい指先が振れた瞬間、これまで感じたことがないような快感が走り、思わずイッてしまいそうになる。
「フフフ。まだダメですよ?」
艶っぽい表情を浮かべたみのりは、そのまま手でペニスをしごき、口で乳首を愛撫し始めた。
ぢゅ、ぢゅるる…。
いやらしく響く乳首舐めの音とリンクするようにリズミカルにアソコを刺激されると、あっという間に限界が訪れた。
「みのりちゃんっ! もうっ…もうダメ…」
「フフフ。いいですよ。いっぱい出してください」
彼女の手の中でペニスは大きく脈打ち、これでもかという量のザーメンが噴き出した。
ちょうど亀頭辺りを握っていた彼女の手は、べとべとの精子まみれに。
「あっ、ごめん。ティッシュ取るね」
「フフフ。ありがとうございます」
こちらがティッシュを渡す前、彼女は手についた精子をベロリと舐めた。
「店長さんの…すごく濃いですね」
みのりは、まるで練乳でも舐めているかのように、“美味しかった”と言わんばかりの表情を浮かべた。
彼女のそんな妖艶な笑みに、風俗嬢として限りない才能を感じた。
(文=小鉄)
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