「それじゃ、いきますね」
講習用にもってきたプレイバックからローションを取り出したみのりは、背中に刷り込むようにマッサージを始めた。
「本当はちゃんとしたアロマオイルとかの方がいいんですけど…今回はこれで代用します」
みのりは申し訳なさそうだったが、十分気持ち良かった。
痛すぎず、かといって優しいだけでもない絶妙な力加減。さすがに手慣れたマッサージテクニックで、他のキャストでは味わったことがないものだった。
簡単にうつ伏せ状態でマッサージされたあと、仰向けになった。
通常のエステ店では、性感マッサージまでもう少しうつ伏せ状態が続くのだろうが、我慢できずに体勢を変えてしまった。
「マッサージすごく気持ち良かったよ。ちょっと早いけど、性感に移ろうか」
「あっ、もうイイんですか?」
「うん、講習だしね」
私の言葉に少しポカンとしながらも、状況をすぐに飲み込み彼女は愛撫を始めた。
いやらしい唾液音を出しながら耳を舐めまわすみのり。
にちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ…。
耳が弱い私は、頭の先がビリビリするような快感に思わず声を漏らしてしまった。
「んっ…うぁ」
その声が聞こえたのだろう、みのりは嬉しそうに
「店長さん…ここが弱いんですか?」
と囁くと、こちらの乳首の周りを舐め始めた。
舌先で円を描くようにクルクルクルクル…。
乳首には触れない、絶妙な距離だ。
早くがっつり舐めて欲しくて、思わずカラダをくねらせた。
「どうしたんですか? 乳首、早く舐めて欲しいですか?」
さっきまで従順だった(ように思えた)彼女が、すっかり痴女の顔になって焦らしてくる。
悔しいが…、
気持ち良くしてもらいたい!
私は無言でコクコクとうなずいた。
これに、ふたたびいやらしい表情を浮かべたみのりは、乳首をペロリと一舐め。
焦らされ感度が最高潮に上がっていたため、ビクンッとカラダを震わせ反応してしまった。
ここで、いよいよ彼女の手がガチガチに硬くなったペニスに伸びる。