かつて同じ職場で働き、辞めた後も連絡を取り合う知人なんてのは誰しもいると思う。
私の場合、めぼしいコの連絡先をおさえておき、お店を去った後に美味しくいただけないか目を光らせている。
ということで、今回は、風俗を卒業した人妻キャストとのお話だ。
【風俗嬢と体の関係~アカリの場合~】
午前11時、寝室のカーテンを開ける。
「おー、いい感じに晴れたなぁ…」
窓から差し込む光が、寝起きで体温の低い体を温めてくれた。
この日は仕事が休みで、午後から友達と約束があったので、のんびり身支度を始める。
…
……
午後12時50分、約束より10分ほど早く待ち合わせ場所に到着。
駅前のロータリーに車を停めると、
コンコン
と、窓を叩かれた。一瞬驚いたが、その女性の姿を見て安心する。
「アカリ、早いね」
「小鉄こそ早いよ(笑)。まだ10分前だよ」
笑顔が可愛らしい彼女こそ、今日の約束の相手、元風俗嬢のアカリだった。
「思ったより早く着いちゃってさ。それより乗ってよ。お腹空いたし、ご飯に行こう!」
「だねー! 今日は一日よろしくお願いしまぁーす」
ストレートでサラサラの黒髪を触りながら、アカリは楽しそうに助手席に乗ってきた。
彼女がシートベルトをしたのを確認すると、車を発進させた。
…
……