入り口にある小さな受付には誰もおらず、呼ぶと現れたのは、ライトダウンを着たロングヘアで細身のアラフィフの女性だった。
“多分、店主の女だろうな”、などと想像しながらシステムを聞くと、
「5000円で手とお口のサービスです」
とのこと。ヘルスでピンサロ料金は安いので、これは裏があるなと思いつつ入ることを決め、
「どんな女性がいるんですか? 写真見れますか?」
そう聞くと、店長の女はこう言った。
「一応、順番では私なんですけど」
てっきり店長の女だと思ったら、なんとお相手だった。
そして、ベッドが置かれた狭い部屋に案内した女は、
「受付では言えなかったんですけど、あと1万1000円でゴムして本◯もあるんですけど」
そう白状するのだった。総額40分1万6000円。ちと高いが、内容は想像どおりだった。
シャワーもなく、紙おしぼりで胸と股間を拭かれ、ゴムフェラからの騎乗位ハメ。
デブでも、すごいブサイクでもないのが救いの熟女相手に、自らも下から腰を突きあげるのだった。
そして去年、亀戸を歩いていて、久しぶりに様子を見てみようと「男爵」のあったビルに行ってみるが、残念ながら例の張り紙はなくなり、店の扉も閉まったままだった。
そういえば、その熟女は千住に住んでいると言っていたので、ひょっとしたら北千住の2軒のソープのことを何か知っていたかもしれない。今となってはどうしようもないが…。
アジアの夜遊びの代表と言えば、真っ先にタイが挙げられる。ところが、タイの夜遊びの物価の上昇が近年止まらない。タイで若くて可愛い女の子とセックスするには1万円ほどかかってしまうのが現状だ。