大学生時代というのは、初めて親元から離れたり、20歳を過ぎれば堂々とお酒を飲んだり、免許を取れば車で自由に遠出できたりと、自由で楽しい時間にあふれている。そして、いろんなことに興味を持つ時期でもある。
ということで、今回は風俗に興味を持った女子大生のお話だ。
【風俗嬢と体の関係~ユリエの場合~】
その日、仕事が休みだった私は、地域でも有名なナンパスポットで女性に声をかけていた。
せっかくの休みなのにやることが見つからず、それならばと繁華街に繰り出して、女のコをお店にスカウトしようと考えたのだ。
しかし、夕方くらいから約一時間、手当たり次第に声をかけたが、なかなかいい感触は掴めなかった。
せっかく来たんだから、ひとりくらいは勧誘したいが、今日はもうダメかなぁ…。
なんて弱気になっていると、携帯をいじりながら暇を持て余していそうな女のコを発見した。
肩くらいまで伸びた髪に、毛先はふんわりとしたカールがかかっていて、色白の綺麗な肌が目を引いた。
明らかにレベルは高かったが、ダメもとで声をかけてみる。
「こんにちはー。ひとりですか?」
「うん、ひとり~。お兄さんのこと待ってたの」
「えっ?」
いきなりの言葉に、きょとんとしてしまう。
その様子を見ても、彼女は特に態度を変えることなく話を続けた。
「友達にドタキャンされてどうしようか迷ってたんだよね。お兄さんナンパでしょ?」
「ナンパ…ではないんだけどね(笑)」
「そうなの? まぁ、なんでもいいかな。ごはん行こうよ! お腹すいちゃった」
彼女の自由奔放な態度にリードされっぱなしだが、向こうが乗り気なのは良いことだ。
こうして、彼女に引っ張られるカタチで、繁華街を歩きながら話し始めた。