そんなおデブちゃんたちの中で、僕が今でも忘れられないのが、
スリーサイズが上から
B100・W100・H100(cm)
体重100kg
という100づくしの、21歳のおデブ女子大生、幸子。
「デブでもいいっていうから来たんですけど」とでも言いたげな厚かましいおデブちゃんたちが多かった中、幸子は美人ではないけれど物腰が柔らかく控えめで、明るい笑顔が性格を物語っているような、そんな印象のおデブちゃんでした。
「あの…本当に私みたいなデブで大丈夫なんでしょうか」
自分で自分をデブと言いつつ、ばつが悪そうに照れ笑いを浮かべる幸子。面接を進めると、「幸せな子と書いて幸子」なのに、思いっきり名前負けしてる幸“薄”子な実態が浮き彫りになってしまったんです。
以下、面接のやり取りを少し再現してみましょう。
――性感帯はどこ?
「うーん、実はあまりよく分かりません。でも、乳首とか、アソコ…は気持ちいいです」
――オナニーはしてる?
「えっ、あ、はい…月1回くらいは」
――えっ、そんなに少ないの?
「えっ…あっ、週1くらいですかね」
――ホント?
「えっと…もう少しやってるかも(笑)」
――了解、エッチは好きなんですね。撮影は簡単なハメ撮りからってことになると思うんだけど、大丈夫?
「えっと…実は私、その…男性との経験がないんです」
――えっ、そうなの? 処女なのに、エロ本のモデルって…幸子ちゃん的にはオッケーなの?
「できれば早く捨てたいです、処女。でも、デブだから相手にしてくれる人がいなくて」
――そうなんだ。じゃ、その他の…フェラとかも未経験ってことだよね?
「あっ、フェラだけはあります。前に付き合ってた人がいて。あっ、私が付き合ってるって一方的に感違いしてただけってオチなんですけど。その人に、フェラだけはさせられてたんです。その人とキスですか…したことないです(笑)」
さ、幸子ちゃん、キスもしてもらえずオナニーの手伝いでフェラだけさせられてたなんて、あんた可哀想すぎるよ!
僕はそのとき思いましたね。デブ本の編集をしてたのも、幸子が面接にやってきたのも何かの縁。彼女の処女を奪ってやるのは、僕の使命だって(笑)。