「ほ、本当ですか!」
「うん。それに風俗は接客業であって、男性経験だけで実力が決まるわけではないからね。お客様にいかに喜んでもらえるプレイができるかが大事なんだ」
相槌を打つ彼女を見つめながら、話を続ける。
「ゆうちゃんは見た目もいいし、仕事に対しても真剣だろうから、あとは実技のテクニックを身につけるだけで十分稼げると思うよ」
「あ、ありがとうございます!」
「このあと時間があるなら、このまま実技の講習をしたいんだけど、どうかな?」
看板級の女のコを講習できる、こんなビッグチャンスを逃す手はない。
私は彼女の反応を待った。
「…はい。よろしくお願いします!」
キターー!
はやる気持ちを抑えつつ面接を進め、その後、ふたりしてホテルに向かった。
※ ※ ※
「き、緊張します…」
まだ何も始まってないのに、頬を赤らめながらうつむくゆう。
彼女がラブホに入るのは、これで2回目だという。
18歳といえば、ついこの間まで高校生だったわけで、当然といえば当然だった。
「大丈夫、すぐに慣れるよ」
私は彼女の頭を優しく撫でた。
少し緊張がほぐれたのか、その後、ゆうの口数は徐々に多くなっていった。
「それじゃあ、そろそろ始めようか。まずはシャワーを浴びるから服を脱ごうね」
「は…はい…」
恥ずかしそうに、一枚ずつゆっくり服を脱ぐゆう。
白く美しい肌とモデルのように綺麗なスタイルに思わず息を呑んだ。
「て、てんちょお…恥ずかしいです…」
その瞳は潤んでいた。
何だこのコ! 可愛すぎるだろ!!
あまりの愛らしさに、胸がギュッと締め付けられた。
「大丈夫。綺麗だし可愛いよ。さっ、早く脱いでシャワーに行こうね」
「は、はい…」