清楚系の女のコというのは、なんとも魅力的だ。
性的なことから遠いイメージで、穢れを知らなさそうな佇まいが男心をグッと掴む。
だが、見た目とは裏腹に実はドスケベな性格だった…というシチュエーションに燃える(萌える)人も多いだろう。筆者ももちろんそうだ。
今回は、そんな見た目とのギャップがすごい新人キャストとのお話だ。
【風俗嬢と体の関係~ひかるの場合~】
1年を通して唯一祝日のない6月。梅雨入りしてジメジメと嫌な気候が続くが、こんな雨が続く季節だからこそ、デリヘル業界は盛り上がる。
夏のボーナスを目前に徐々に顧客が増え続ける中、この日も新しい戦力となる女性の面接が入っていた。
店長室でパソコンを眺めながら女のコの到着を待っていると、しばらくして扉をノックする音が。
「どうぞ」
「失礼します」
胸元まで伸びる長いロングヘアに、とろんとした目。入って来たのは、立ち居振る舞いに育ちの良さを感じさせる、いかにもお嬢様といった女のコだった。
「初めまして、店長の小鉄です」
「初めまして。ひかると申します。よろしくお願いします!」
ハキハキと元気よく喋るコで、おっとりした雰囲気と少しギャップがあった。
「元気いいね。どうして風俗で働こうと思ったの?」
「ちょっとお金が必要で…。そういう行為もあまり抵抗がないので…えへへ」
照れながら志望動機を話すひかる。
こんな清純そうな子が、エロいことに抵抗がないとは…。
内心驚きつつも、それを悟られないように面接を進めていく。
風俗は未経験のようだし、いっちょ講習に持ち込みますか…。
「うん、大体話は分かったよ。とりあえず面接は合格かな」
「わぁ! ありがとうございます」
「それで、ひかるちゃんは風俗で働くのは初めてなんだよね?」
「はい…男性経験はあるんですが、風俗は…」
「それじゃあ、俺と講習してもらう必要があるんだけど、このあと時間はあるかな?」
「あっ、はい! 講習ってどんなことするんですか?」
「お客さんとの流れを全部だよ。入室からプレイまで一通りやってもらう感じかな」
「なるほど…。ちょっと恥ずかしいですね(笑)」
「ぶっつけ本番でお客さんの前に立って、何もできなかったり、失礼があるといけないからね」
もっともらしい御託を並べて、恥ずかしがる彼女を説得する。