筆者も2軒ほど取材しましたが、いずれも本●はなく、女のコは
「闇営業なので、本●しちゃってその噂が広まったらお店が潰れちゃう」
と逆に気を使っていました。
しかし、そんな中にあって、チトおもしろい喫茶店もありました。
新潟のソープ街は、繁華街の古町へと続く昭和新道という狭い路地にあるんですが、同じ路地にその喫茶店もありました。
夜、ソープの路地を歩いていると、喫茶店の前にふたりのオヤジが立ってました。「客にしてはいやにコッチ見てくるな?」と思ったら、何やら声をかけてきたんです。
最初、いちゃもんでもつけられたのかと思ったら、どうやら「遊んでいけ」と言っている様子。ナニ屋なのか聞くと、
「本●、1マン円」
とかなんとか…。
予想してなかったんで、こりゃめっけものと店に入ると、そこはちゃんとカウンターや厨房もある、元・本物の喫茶店でした。
客席の一部がカーテンで仕切られていて、店主なのか店員なのか、60代と思しきバアちゃんが案内してくれるんだけど、その後ろ姿を見てイヤな汗が。
「ひょっとして、このバアちゃんが…」
カーテンの席に案内され、そこで待つ間はドキドキです。