「あっ…。美月ちゃん…出すよ!」
「んっ、んんー!」
飛び出した大量のザーメンは、彼女の口内にとどまることなく、そのまま垂れた。
これはこれでエロいが、お仕事としてはすべて受け止めなければならない。
「ごっ、ごめん、びっくりして口から出ちゃった!」
「あはは、お客さんの時は気を付けてね(笑)」
その後、お互いにシャワーを浴びてホテルを出た。
ちょうど外出の予定があった私は、車で美月を家まで送っていった。
「今日はありがとね、美月ちゃん」
「うん、こちらこそ」
「それじゃあ、次はお店でね」
美月は軽く手を振りながら家の中に入っていった。
なんとか言い包めて、セックスまで持っていけないかな…。
なんて最低なことを考えながら、車を発進させた。
(文=小鉄)
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