彼女のテクニックによってガチガチになったペニスが、一瞬で彼女の口内に誘い込まれる。
じゅぷ、じゅるる、じゅるる…。
涎をすする下品な音。
下品だからこそ興奮してしまう、人間の性。
援助交際で男から仕込まれたであろう彼女のフェラは、まさに絶品だった。
「やばい…。すごく気持ちいいよ、レイカちゃん」
「んふふ。いっぱい出してくださいね♪」
彼女の小悪魔のようなこの笑顔は、きっと顧客の心をわしづかみにするだろう。
現に、私は今、グッと来ていた。
じゅぷ、じゅぷ、じゅぷ…。
「ごめん、レイカちゃん…もうヤバいかも」
これを聞いて、彼女はラストスパートに入った。
これまでより激しく、濃厚な刺激がペニスに伝わってくる。
「あぁ! イク、イクよ!」
腰が浮いてしまいそうな、圧倒的な射精感だった。
ピクピクと動くペニスから最後の一滴まで搾り取るように、お掃除フェラを始めるレイカ。
口から手に出されるザーメンが生々しく、とてもエロく見えた。
「すごく良かったよ、レイカちゃん」
「ありがとうございます♪ 私、やっていけますかね?」
「十分すぎるね。この感じなら、すぐに人気が出てランキング入りも夢じゃないよ」
「えー! 本当ですかぁ?」
今年もコミケに行って正解だったな…
なんてしみじみ考えながら、いつものようにタバコに火をつけた。
(文=小鉄)
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