あまりの気持ち良さに、しばらくの間、つながったままで彼女を抱きしめ続けた。
…
……
「ていうか、流れで出しちゃったけど大丈夫なの?」
「んー、一応安全日だけど、確実ではないよね(笑)」
「うおい、マジか!」
私の反応を見てケラケラ笑うハルカ。
「まぁ、何かあった時は責任とってもらおうかな?」
「いや、まぁ、うーん…はい」
上手くやり込められた気もするが、すべては欲望に負けてしまった私が悪い。
何かあった時は、彼女との関係を真剣に考えなければいけないな…。
タバコに火をつけた私は、立ち上る紫煙を見つめながらそんなことを考えた。
(文=小鉄)
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