――ところで、AV女優が大好きとはいえ、AVに出るリスクは考えなかったんですか。
「この仕事のことは誰にも隠してないんですよ。理解のある友達ばかりだし、親も『やりたいことだったらいいんじゃない』って言ってくれて」
――それは恵まれた環境ですね。AVデビュー作の現場ではどんな感想を持ちましたか。
「もうちょっと適当な感じなのかなと(笑)。正直、ここまで撮影が大変だとは思っていなかったです。あと、カメラを向けられても何をしていいのか分からなくて、『どうしよう…』ってタジタジでした。だから、デビュー作は男優さんのことも覚えてないくらい」
――いつごろから現場に慣れました?
「本当に最近です。7月発売の『スポコス汗だくSEX4本番!体育会系・春咲りょう act.17』くらいからですかね。もちろん今も撮影は緊張しますけど」
――特に印象的な作品は何ですか。
「『春咲りょうの極上筆おろし21』は本当に童貞の方が相手だったので印象深いです。どっちかというと私はMで、プライベートで自分からリードすることは絶対にないので、めちゃめちゃ大変でした。しかも素人の方だから、めっちゃ緊張しているのが伝わってきて、私も緊張しちゃいました。時間はかかったんですけど、どうにか筆おろしができて嬉しかったですね。
もうひとつ、『ひたすら顔射 春咲りょう ひたすらシリーズNo.022』も強烈でした。プライベートでも顔射経験がなかった上に、めちゃめちゃ大量のザーメンだったから(笑)。目を開けられなくて大変でした」
――最新作の『顔射の美学04』も顔射がテーマですね。
「2度目だったので顔射がどんなものか分かっていたんですけど、今回はいろんな設定があって、セリフに苦労しました。いまだに演技は苦手なんです…」
――お勧めのシーンを教えてください。
「制服だったりネコっぽい格好だったり、コスプレが見所ですね。私、実はこの作品で初めてセーラー服を着たんですよ。学生時代はブレザーでしたから。監督さんも今まで私が出演した作品を観て、着たことのないコスプレってことでセーラー服を選んだみたいです」
――それは貴重ですね。