【元デリヘル店長の回想録】アナウンサー系美人キャストの献身的なご奉仕講習

※イメージ画像:Getty Imagesより


 朝の情報番組やバラエティ番組に華を添える女性アナウンサーは、多くの人の目に触れる仕事である以上、容姿の整った人間が多い。

 そんな世の男性の憧れでもある女子アナの特徴と言えば、清楚さや爽やかさだろう。この二点を満たしていると、素人でもなんだか「女子アナ系」に見えてしまう。

 今回はそんな女子アナ系をウリにしていたキャストとのお話だ。



【風俗嬢と体の関係~まりの場合~】


「まりちゃん、今日ちょっと食事でも行こうか」


「えっ!? わ、私何か悪いことしましたか(泣)」

 美人が台なしの困り眉になり、“まり”はしどろもどろに私の言葉に反応した。


「違うよ(笑)。普段頑張ってるから、そのご褒美と面談を兼ねてだね」

「な、なるほど。そういうことですか…。焦りました」


 彼女は軽い溜息をつきながら安堵の表情を浮かべた。


そんなに焦るほど、やましいことがあるのだろうか。


 そのことはひとまず置いておき、話を続ける。


「で、これから大丈夫?」

「はい! ぜひご一緒させてください」

 満面の笑みで返事するということは、私との食事を嫌がっているわけでもなさそうだ。

 一瞬ビクついた理由については、食事の席で聞くことにした。

 まりがウチの店に来たのは、4カ月ほど前だった。

 綺麗な長い黒髪をポニーテールにした彼女は、清楚で爽やかな雰囲気。スラッとした出で立ちにさわやかな笑顔。笑った時に出るえくぼが可愛らしく、「女子アナに寄せれば売れる!」という私のフィーリングで、彼女の売り出し方は決まった。実際、本人も「女子アナっぽい」とはよく言われるようだ。

 彼女自身風俗の経験は1年ほどあるらしく、講習は必要ないとのこと。こちらが提案する前に、

「あっ、経験はあるんで講習は大丈夫です!」


 と、きっぱり断られてしまった。

 それから4カ月。彼女の女子アナ系の売り出し方は成功を収め、ランキングには入れなかったものの、かなり人気が高まってきた。

 今回は、“顧客を本指名として返すためにどうするか”を面談をするつもりで食事に誘ったのだった。

men's Pick Up