「お背中流しましょうか?」
私が返事をする間もなく、彼女はスタスタと近寄ってきてボディソープを泡立てる。それを使って、私の背中を洗い始めてくれた。
とても優しい手つきで、首筋から背中、腰、尻まで丁寧に洗ってくれる。思わず、「そんなところまで…」と呟くと、彼女は少しだけ、「いつも主人にしていることですので」と言った。
それからゆみこさんは、私の前面にも手を伸ばしてくる。そこで、彼女が少し驚いた。実はすでに私はギンギンに勃起していたのだ。
恥ずかしくなって、「すいません」と謝る。しかし、ゆみこさんは微笑んでいる。そのわけを聞くと、
「だって女性としたらこんなに嬉しいことないですよ」
と愚息を握られ、ボディソープで包み込みように洗ってくれた。
浴室から出ると、ゆみこさんがバスタオルで丁寧に体を拭いてくれる。このときしっかりとチンポの水滴も取られた。
私は準備されていたバスローブを羽織ってリビングへ。すると、バスタオル姿のゆみこさんが「向こうの部屋で休みませんか」と言ってくる。彼女についていくと、そこはベッドルームだった。
数年前の話。仕事関係で「業務合宿」に行った。2泊3日で、山奥の施設に入ってシゴかれる罰ゲームのような合宿だ。行く前には、「おっさん満載でむさ苦しい」というウワサを耳にしてうんざり気味だったが、フタをあけてみれば参加者は男女半々くらい。山奥の施設に泊まることに変わりはなかったが、同世代の女性もいたのでちょっぴりテンションが上がった。