そして、1カ月後。スタジオに現れるありな。
「禁欲できた?」
「できました。すごくシタいです…」
マッサージルームのベッドにビキニ姿で横たわるありな。
アタマの中はセックスのことしかない、高2男子みたいなありなに男優が施すのは、性感がアップするオイルを使った寸止めマッサージだった。
しかも、触って欲しい乳首やクリを避けられ、じれったさが募るありな。
「もっと触って!」
「ダメ」
「なんで…?」
乳房や乳輪はさわるけど、乳首は触らずに寸止め。
股間も、大陰唇までは触るが、クリは触ってくれない。
「もっと中の方触って! クリとか触ってほしい!」
そうお願いしても寸止めの嵐。
このシーンは、どっかで観たことが…。いや、経験したと思ったら、こりゃまるでメンズエステの寸止めマッサージと同じじゃないですか(笑)。
さんざん焦らされただけで、イカされることなく終わってしまい、苛立ちを隠せないありなは、メイクさんにストレスをぶつける。
「ドッキリなのかな? 騙されてるんだと思う」
いや、そういう作品ですから(笑)。
そして、いよいよ男優とのカラミシーンに期待して、ニヤニヤが止まらないありな。このシチュエーションって、デリヘル遊びのオヤジと同じだよね(笑)。
呼び込んだ男優は…黒ぶちメガネでスーツ姿の、秋元康を若く、だらしなくした感じ。
なんとなくさえない男優だが、そんなことは関係なく、早く脱がしてセックスしたがるオヤジありな。
しかし、オマ●コむき出しのM字開脚で迫っても、男優は逃げ腰。なんかおかしいと思ったら…。
「僕にはできないです」
どうやら受け身専門のM男男優だったのだ。
「なんだこれ」
仕方なく責め始めると、仁王立ちフェラからの手コキでイージーに発射してしまうのだった。
「どういうこと?」
結局、ありな期待のチ●ポは逃げていってしまった。そして、再戦を挑むM男だったが、2度目はさらに早く発射し、さらに男の潮吹きまで…。
しかし、捨てる神あれば拾う神あり。次の男優はデカチンで有名な森林さんだとメイク室で聞いて、俄然喜ぶありな。
この辺まで観て、薄々気づいてはいたが、この作品の裏テーマって、オナ禁後のリアルガチながっつりイキまくり作ではなく、ちょっとお笑い系狙ってるんじゃなかろうか? それくらい橋本ありなの天然っぷりがオモシロイ。
さて、待望の森林さんとのカラミだ。最初は引き続き焦らされまくるものの、指入れ電マ攻撃で軽イキ後は、森林さんも本気でイカせまくる。
しかし、指よりチ●ポが欲しいありなは、チ●ポでマ●コをスリスリされているとき、自ら腰を動かしてニュルンと1カ月ぶりにチ●ポを味わってしまうのだった。