――怖~っ。
「もしかしてケンカで殴られて血を流したのかなと不安になりながらも、とにかく具合が悪くて、翌日の早朝まで吐き続けていて。それから、しばらく先輩に会う機会がなくて、共通の知り合いであるメイクさんに、何があったか聞いてもらったんですよ。そしたら、すごく私が酔っ払っていて、タクシーに乗せようとしたら道路に転がってガードレールに頭をぶつけて、しばらく動かなかったらしいんです。そこで救急車呼んでよって話なんですけど(笑)。
その後、腫れは引いたんですけど、ぶつけたところの毛が抜けたんです、最近、やっと生えてきたんですけど、すごく怖くて。何も覚えてないのも、お酒のせいなのか、頭をぶつけたせいなのか分からなくて。後日、ようやく先輩に会ったら後遺症が残っていないかすごく心配していたみたいです。今も仲良くしてもらっているし、普通に生きていて良かったです」
――凄まじい一夜でしたね。そりゃあコカレロを封印しますよ(笑)。物を失くすことはないんですか。
「物を失くすことはないんですけど、あるお店で飲んでて、携帯の充電が切れそうだったので、お店の人に充電を頼んだんです。でも、その3分後に『携帯がない!』って思って。酔っていたから預けていたのも忘れて一人で店を飛び出して、それまではしごしたお店を1時間ぐらい探し回ったんです」