ぬるぬるした口内とねっとり絡みつく舌の感触がたまらない。
「それじゃ、動くね」
くるみは上目遣いで私を見つめ、コクリと頷いた。
彼女の頭を押さえ、ゆっくり、しかし確実に奥深くに届くように腰を動かす。
ぐっちゅ。ぐっちゅ。ぐっちゅ。
ペニスが口から出し入れされるたび、唾液が絡みつく音が耳に届く。
興奮が抑えきれなくなり、徐々に激しく動かしていく。
女性の口をオナホールみたいに扱うこの感覚は、何度味わっても興奮する。
そのうち、射精感が込み上げてきた。
「くるみちゃん、出すよ!!」
彼女の頭を押さえつけ、たっぷり精液を喉奥にぶちまける。
そして、ビクビクと脈打つペニスを一気に口から離した。
「うっ…。ゲホッ! ゲホッ!」
涙目でせき込むくるみ。
ちょっとやり過ぎたかな…なんて考えながら声を掛ける。
「ごめんね、くるみちゃん。大丈夫?」
「ゴホッ、大丈夫です。ちょっとせき込んじゃっただけで。いつもはもっと激しいのされたりしますし…」
これより激しいって、すげえなオイ。
そりゃ、ドMって言われても仕方ないわ(笑)。
「この調子なら、すごく人気出ると思うよ。ぜひドMウリで行こう」
「はい! ありがとうございます! よろしくお願いします!!」
久しぶりのSっ気プレイに大満足し、講習を終えたのだった。
(文=小鉄)
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