八重洲口から新橋側は、次回の「銀座編」に続くとするが、これで終わっては面白くない。何か日本橋に風俗チックなものはないか探してみると、エロ本編集者のK氏が、おもしろい店を教えてくれた。
それはハプニンバーだ。おそらく「日本橋」で唯一のハプバーだろう。マンションの一室にあるようで、一見さんはお断り。２、３回遊びに行ったというK氏の話では、毎夜、お色気たっぷりのハプニングが頻発しているようだ（笑）。
さらに「東京 日本橋 風俗」で検索してみると、多くのデリヘルに紛れてヒットするのが、非風俗を謳うメンズエステである。
非風俗ゆえヌキはないが、マンションなどで営業できるので、寸止めにもかかわらず人気は高い。どこまで「おいた」してくれるのかが気になるが、筆者の経験では90％の確率で「手がかすめる程度」だ。
そして気になるデリヘルだが、銀座・日本橋という土地柄、高級デリヘルが非常に多い。しかしよく見ると、店があるのは神田や新橋ばかり。中には鶯谷や錦糸町、新宿なんてのもある。ようするに、日本橋のみでは商売が成り立たないということにほかならない。
プレイルームは、前述のラブホとレンタルルームのほか、数多あるビジネスホテルやシティーホテルを利用することになる。ただし、デリヘルが利用できないホテルもあるので、詳細はデリヘルのスタッフに聞くのがいいだろう。
風俗以外の飲み屋に関しては、人形町の甘粕横丁付近にキャバクラが数軒ある。この辺りは「日本橋人形町」で、「日本橋」という地名はつくが三越周辺のハイソな雰囲気とはまるで違い、下町の人情味溢れる雰囲気が残る街だ。キャバクラでも人情味が味わえるかどうかは別の話だが（笑）。
銀座編につづく。
（取材・文＝松本雷太）
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