ロサ会館周辺路地に隠れた名店
平和通りからドンキ前の通りを池袋郵便局の方へ進む。
その道々にもファッションヘルスやソープランドが並ぶが、実はその周辺の雑居ビルには、イメクラの受付も入っている。
イメクラ好きの風俗ライターとして、ここでひと言。「ヘルスとイメクラの違いってナニ?」という男性がいるが、答えは簡単だ。「ヘルスは裸からスタートし、イメクラは服を脱がせるところから始まる」と考えるとわかりやすい。
そのイメクラは、池袋発祥ということをご存じだろうか? 「夜這い同好会」として池袋に生まれたイメクラは、箱ヘル時代に数も種類も激増し、デリバリーが主流となった今でも、痴漢に学校、ロリ系にメイド、オナニーと、十人十色の性癖を満足すべく変化している。池袋にその数が多いのは、さすが「発祥の街」と言っていいだろう。
ロサ会館前に移動する。現在はラーメン屋が急増しているこの辺りは、かつて裏DVD屋が軒を連ねていた。筆者も数回利用したが、現在は皆無だ。そして、この辺りの遊びどころが、ソープランドなのだ。
吉原のように元遊郭の大きなソープ街というわけでもない、繁華街の路地にポツンとあるソープランドなんて面白いの? そう疑問を持つ男性も少なくないだろう。
ロサ会館近くにあるソープランド『バイオレンス』は、女のコのレベルとサービスは池袋一と言われ、吉原や堀之内の常連でも、そのコスパの高さに驚くほど。普段、飲み歩いている路地に、ふと気づけば人気のソープランドが隠れているのが池袋風俗なのだ。