「ボインは赤ちゃんが吸うためにあるんやでぇ~、お父ちゃんのもんとちがうのんやでぇ~」なんて歌が昔流行ったように、男性は大きいバストに興味を惹かれるもの。
小さい胸の方が好きだという人もいるだろうが、それは少数派な気がする。かく言う私も無類の巨乳好きだ。
今回は、そんな巨乳好きの私がHカップ爆乳キャストを講習した時の話だ。
【風俗嬢と体の関係~うららの場合~】
忙しい年末年始が終わり、風俗業界の閑散期と呼ばれる2月。
日に日に落ちていく客足を回復させるべく新人獲得に力を入れていた私は、今日も面接に明け暮れていた。
「とりあえず次の子で最後だな」
タバコをふかしながら、本日最後の面接者である女性のプロフィールに目を通していた。
(うおぉ…これはすごいな…)
求人用のテンプレートに記入されていたのは、
「バストサイズ:Hカップ」の文字。
さらに自己アピールには、
「ヘルスは未経験ですが、マシュマロみたいに柔らかいおっぱいが自慢です」
と、巨乳好きの男性を興奮させるのに十分な言葉が書いてあった。
(これは期待できそうだ!っていうか、講習したい!!)
躍り出すような興奮を抑えようとした時、コンコンと店長室の扉が叩かれた。
「あ…、失礼します」
現れたのは、黒髪ロングで清楚系といった感じのお姉さん。
ゆったりとした動きが印象的だった。
もちろん、一番目に付くのはHカップだというその巨乳だ。
服の上からでも分かるそのボリュームに、思わず息を呑んだ。