「どうぞ、座って」
「し、失礼します!」
少しビクビクしながら着席するイブ。
身長が小さく華奢な体つきで、バストは決して大きいとは言えなかったが、逆にそこが洗練されたボディラインを築き上げていて評価ポイントと言えた。
「すごく綺麗な金髪だね」
「あ、ありがとうございます。でも、前のお店で金髪はダメって言われて…」
「前のお店って、どんなところだったの?」
「ろ、ロリ系のオナクラ専門店でした」
ああいうお店は、キャストの幼さだけでなく、清純さとか清楚さがウリだったりもするので、金髪に染めたら確かに勤務させてもらえないかもしれない。
「なるほどね。それで金髪でも働けそうなところを探している…と」
「はい…。ただ、ヘルスって初めてなので、できれば講習して頂けるいただけるとありがたいんですが…」
キタ――(゚∀゚)――!!
まさか自分から志願してくれるとは…。
焦ってこっちから切り出すとこだった。
「うん、構わないよ。それじゃあ採用決定ということで、面接後にそのまま講習で大丈夫かな?」
「は、はい! ありがとうございます、大丈夫です!」
即採用されたのがよっぽど嬉しいのか、彼女の顔からは笑顔がこぼれていた。