【元デリヘル店長の回想録】3Pプレイは王様気分! ギャル系キャストふたりのご奉仕プレイ

 

 オスの本能のひとつに、いかに多くの子孫をこの世に残せるか、がある。

 世間で浮気だ不倫だと騒がれてはいるが、本来オスというのは、多くのメスと関係を持つように遺伝子的に決められていて、人間だけがその自然の摂理に逆らっているわけだ。

 そうは言っても、他の動物にない理性というものがある以上、不特定多数の女性と関係を持つことは、一般的に軽蔑される対象になってしまう。

 そんな背景があるからこそ、3Pという女性ふたりを一度に抱くプレイは、男にとって魅力のあるものになる。

 普通の生活では許されないし、なかなか実現できない行為。だからこそ、それが許されて実現した時に男性は大きな快感を覚えるのだろう。

 今回は、男のロマンとも言える3Pを経験した時のお話だ。

【風俗嬢と体の関係~あずさといずみの場合~】


あずさ「やべー! この肉めっちゃ美味そう!」

いずみ「いただきまーす!」


 11月中旬。風俗業界では2月に並ぶ最悪の閑散期とも称されるこの時期は、店舗で働くキャストたちも稼ぎの少なさから不満を抱きやすい。

 もちろん、しっかり普段から本指名客の管理をしている優秀な女性なら、稼げないとされるこの時期も難なく乗り超えられるのだが、そんなキャストはうちの店にそう多くない。

 11月が終わればそのまま年末商戦。風俗業界がもっとも活発に動く12月がやってくる。

 年末は、とにかく多くのキャストを出勤させることが売り上げを爆発的に伸ばす方法であり、定石だ。

 つまり、いかにして自分の店からキャストが流れ出るのを抑えて11月を乗り越え、年末を迎えられるかが店長としての技量を試されるところとなる。

 そのために私は、今月、いつもよりたくさんのキャストに食事をおごったり、お酒を飲みに連れて行ったり、例のごとく体の関係を持ったりして、彼女たちを店に残すための行動にいそしんでいた。

 そして今、事務所近くの繁華街にある焼き肉屋に、入店して3カ月ほどの二人組、あずさといずみを連れて、3人で酒と食事を楽しんでいた。


あずさ「こんなご馳走なっちゃっていーんすか?」

「二人ともよく頑張ってくれてるからね。最近は少し暇で申し訳ないというお詫びも兼ねてね」

いずみ「確かに最近、ちょっとお客さん減りましたよねー」

あずさ「サーセーン!! ビールおかわりくださーい!」


 マイペースなあずさは、私たちの話を遮る様に店員に注文。そんなあずさを見て、いずみは小さくため息をつくのだった。

 

 ゆっくりとお店のドアが開き、そこから顔をのぞかせたのは50代の男性客。店内を見渡しながら、「ママ、部下1人連れてきたんだけど、空いてる?」とママに聞いた。  その日は金曜日ということもあって、店内はほぼ満員。数十分前に空いたばかりのテーブルに案内することになった。

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