前回に続いてご紹介する、双子の風俗嬢。
【元デリヘル店長の回想録】世にも珍しい双子風俗嬢を講習した話 ~淫乱な姉編~
今回は、妹の方を講習した時の話だ。
黒髪で華奢な体つき、派手目な姉とは違って、どこか清楚な感じが見て取れる妹のナツ。
パッと見は、そこまでエロい行為に前向きでない様に思えたのだが…。
【風俗嬢と体の関係~双子の妹ナツの場合~】
「も、もしもし。お疲れ様です」
電話に出たナツは、緊張しているのか、少しうわずった声で、詰まったような話し方だった。
「お疲れ様。いま、大丈夫かな?」
「は、はい。大丈夫です…」
「明日の講習についてなんだけど、夕方の18時からでも大丈夫かな?」
「はい! わかりました」
思いのほかスムーズに話が進む。
まぁ、明日講習をするという風に面接の時点で伝えていたのだ、スケジュールを調整しておいてくれたのだろう。
「それじゃあ、また明日」
「よろしくお願いします」
電話を切ると、隣にいたアキが話しかけてきた。
「妹のこと、宜しくお願いしますね!」
「うん、了解です」
アキを最寄りの駅まで見送って私は事務所へと戻る。
店長の仕事は講習だけではない、他にもいろいろとやるべきことはあるのだ。
そうして私はデスクでスリープモードになっていたパソコンを立ち上げ、ネットサーフィンに明け暮れるのだった。