「んんっ…!」
漏れる様な甘い声が、しんと静まり返った部屋に響く。
久しぶりの生セックスに私のボルテージはさらに上がり、そのまま腰を振り始める。
「あぁ! うぁ…あぁぁ! 気持ちいぃです…んあぁ!」
口元に手をやり、何とか声を抑えようとする仕草に私の興奮はさらに高まり、行為はさらに激しさを増す。
ひとしきり正常位で動いた後、今度はカエラを四つん這いにさせ、後ろから挿入する。
「後ろからされるの好きです…」
そう囁くカエラ。その声も、表情も仕草も、真面目な彼女の面影は消えさり、体は快楽に堕ちていた。
そんな彼女を見てさらに興奮した私は、犬の様に激しく腰を振る。
「あっあっ!! 駄目ぇ…おかしくなるぅ…!」
獣の交尾の様に愛し合うふたり。
彼女の快感が募って、ペニスが出し入れされる度、ズチュズチュと水分を含んだ音が大きくなる。
目の間にある小さな尻をパシンッと軽く叩いてやると、カエラは体をくねらせながら喜んだ。
その気持ち良さは膣にまで及ぶのだろう。叩く度にキュッと締まりが良くなるのだが、私の下半身はその気持ち良さに、限界を迎えようとしていた。
「はぁはぁ。も、もうイクよ…!」
「あっ! あっ! 下さい…中に出してください…!!」
「うっ、出るっ!」
ドロドロの精液を彼女を孕ませる勢いで流し込む。
ペニスが子宮にまで届くのではないかと思うくらいに、腰をぎゅっと押し付けた。
「すっごい…。アソコが小鉄さんでいっぱいです」
「なんかその表現エロいね(笑)。でも本当に気持ち良かったよ、ありがとう」
カエラに優しくそう告げて、唇が触れ合うだけのキス。
その行為に満足したのか、唇を離すと、彼女は私の胸元に頭をやって目をつぶった。
私はそんな彼女の頭を撫でながら、滅多にできない中出しの余韻に浸り続けた。
(文=小鉄)
【元デリヘル店長の回想録】バックナンバー
第1回:別段可愛くもないけど、やたらと本指名を取れるキャストの特徴と仕事に対しての考え方
第2回:「さっきの客、マジでキモかった」と言い放つ傍若無人なキャストに教わったこと
第3回:貴方は騙されてない? 風俗スタッフの巧みな接客テクニック
第4回:押しに弱そうな風俗嬢を本当に押し倒した話
第5回:理性が吹っ飛び、モデル系22歳の若妻と関係を持ってしまった話
第6回:風俗嬢たちの狂った金銭感覚
第7回:各風俗店のNo.1キャストが一堂に会するイベントで分かった人気嬢の共通点
第8回:実技講習でそのままキャストを頂いてしまった話
第9回:「だからお前はダメなんだ!」売れない風俗嬢たちの共通点
第10回:Hカップ巨乳の魅力に思わず負けてしまった日
第11回:芸能人ばりのルックスの19歳キャストを抱いた話
第12回:エロい雰囲気がたまらない年上風俗嬢の家に転がり込んだ話~前篇~
第13回:エロい雰囲気がたまらない年上風俗嬢の家に転がり込んだ話~後篇~
第14回:低身長巨乳ドМ人妻を欲望のまま抱く! まさかの○○プレイ!!
第15回:業界未経験の黒髪・低身長のロリっ子を講習した話
第16回:アナル舐めが大好きな痴女すぎるお姉さんに襲われた話