【異様にアピールしてくるエリナ】
それからというもの、エリナはしつこいくらい私にアピールを繰り返してきた。
会うたびに胸を押し付ける様にして抱き着いてきたり、パソコンを使っている私のひざの上に乗っかり、対面座位の様な体勢をしてきたり…。
正直、嬉しいのは嬉しいが、人目につくところでもされるため、素直に喜べない。
同期のスタッフや先輩からは「良く懐かれてるね~」なんて言われていたが、他に手を出してるキャストにその噂が広まり、私に不信感を抱き、店にチクられでもしたらたまったもんじゃない。
どうにかしてエリナを抑えなければ…。
そんなことを考えながら過ごしていたある日、ついにエリナと二人きりになる機会が。
その日は私が遅番で、エリナだけがラストの受付。
私がソファーに腰掛け昼食を食べていると、事務所にエリナが入ってきた。
誰もいないことに気付いた彼女は、すぐに私の元へとやってきてひざの上に座った。
「あれ、今日は嫌がらないんだね?」
「いつもはホラ、人の目がありますから」
実は内心嬉しいことを暗に伝える。
それを聞いた彼女は、パァっと表情を明るくした。
「えっ、そうなの? てっきり嫌われてるのかなーって思ってたよ」
「そんなことないですよ(笑)。エリナさんみたいなタイプの人は初めてなので、ちょっと緊張してただけです」
「なにそれ、可愛い~」
エリナは額を私の額にあて、ぐりぐりと顔を動かす。
グロスが光る唇が、私の唇につきそうなほど近くなり、私はごくりと息を呑む。
視線を少し落とすと、胸元から綺麗な谷間が見えていた。
「あっ、またおっぱい見た。エリナのおっぱいそんなに好き?」
「すいません…。立派だなと…」
弁解の言葉を述べようとした時、エリナは私の唇に自分の唇を重ねた。
「んっ…!」
驚いて声が出ない。
まさかキャストから唇を奪われる日が来るとは思ってなかった。
彼女はそのまま舌を口の中に滑り込ませ、私の口内をベロベロと犯していく。
その快感に私は思わず身震いしてしまった。