【元デリヘル店長の回想録】エロい雰囲気がたまらない年上風俗嬢の家に転がり込んだ話~前篇~


【思いがけないアカコからの誘い】


「ねっ、ウチ寄って行ってよ!」

 アカコを車で送り届ける際、到着間際に突然アカコがそう言い出した。

 断る理由もなかった私は、彼女の家へと上がり、作り置きの手作りシチューをご馳走になる。


「うわ、すごく美味しいよコレ」


「ほんと? いつも作り過ぎちゃうんだよね~」


「じゃあ、毎日食べに来ようかな」


「あはは。じゃあ、いっそココに来たら(笑)?」


 彼女は軽い冗談のつもりだろうが、わりと本気で考えた。

 家賃や光熱費を払いながらカードのローンを返済するのは、はっきり言って非効率的だ。

 それならばアカコの家に転がり込み、完済するまでの間、少し利用させてもらった方が早くローンを返済できるだろう。

 私はアカコの唇に触れる寸前まで顔を近づけて、確認する。

「ほんとに? 俺もアカコさんと一緒に住んでみたい」

「えぇっ…! うーん、まぁいいよ。おいでよ」


「マジ!? ありがとう!」


 アカコを抱きしめる様にして倒れ込む。

 抱きしめている間、彼女の顔は見えなかったが、おそらく笑顔だったと思う。

 その日、私はそのまま彼女の家に泊まった。

 セミダブルのベットは二人並ぶのには少し狭かったが、寝るには十分だ。

 もちろん、そのまま眠るわけもなく、アカコを性欲の求めるままに抱いたのは言うまでもない。

 後日、さっそく自分の住んでいる部屋を解約し、アカコの住むマンションへと転がり込んだのであった。
(文=小鉄)

【元デリヘル店長の回想録】バックナンバー
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第2回:「さっきの客、マジでキモかった」と言い放つ傍若無人なキャストに教わったこと
第3回:貴方は騙されてない? 風俗スタッフの巧みな接客テクニック
第4回:押しに弱そうな風俗嬢を本当に押し倒した話
第5回:理性が吹っ飛び、モデル系22歳の若妻と関係を持ってしまった話
第6回:風俗嬢たちの狂った金銭感覚
第7回:各風俗店のNo.1キャストが一堂に会するイベントで分かった人気嬢の共通点
第8回:実技講習でそのままキャストを頂いてしまった話
第9回:「だからお前はダメなんだ!」売れない風俗嬢たちの共通点
第10回:Hカップ巨乳の魅力に思わず負けてしまった日
第11回:芸能人ばりのルックスの19歳キャストを抱いた話

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