待望のマットに移っても、まるでベッドの上で男が女に対してするような愛撫で攻めてきます。
Sちゃんが上に乗って挿入し、腰だけをカクカク振ってきます。柔らかいマットではさぞ難しいだろうに、その辺に熟練の仕事っぷりを感じます。
そして、激しく攻められると、ふたたび股間の秒読みが始まってしまい、アッという間に2発目も抜かれて、筆者的にはもう予定数終了。
這いつくばるようにベッドに戻り、ハァハァいいながらドリンクを飲んで一服。時計を見ると、あと20分ほどだったので、このまま着替えて終了~です。
それにしても、
キンチャク名器は超気持ちよかったな~
と、思い出しニヤケをしていると、それを見抜いたようにSちゃんは
「何考えてるの? 疲れた? あと20分だから、もう終わりだと思ってるでしょ。そうはいかないの。もう一回しよ」
と、いたずらな目でバスタオルの股間を撫で、ディープキス。
超美人の容赦ないエロ攻撃に、スッカラカンのはずの股間は、元気を取り戻します。
一瞬、チラッと唇にゴムをくわえてフェラをするSの顔が見え、そういうことだったのかと納得。今度は筆者のリードで正常位で挿入させてもらうのでした。
ところが…さすがに五十路オヤジなので、3発目はなかなか発射感が湧いてこない。
それを察したのか、Sちゃんが耳元で囁きます。
「出そうもない? ●でしてみる?」
え~~マジっすか⁉︎
120分で3発は久しぶり。さすが、“サービスの堀之内”と呼ばれる街の最高級店でありました。
帰り道、さすがにヘトヘトで、駅近くの食堂でニラレバ炒めと焼き肉丼を平らげて電車に乗ると、その途端爆睡。4時間電車に揺られて、ようやく自宅にたどり着いたのでした(実話)。
(写真・文=松本雷太)