【エロ体験談】ルート66で童貞卒業

 彼女は「どうしてこんな田舎に来たの?」と僕に顔を近づけながら聞いてくる。僕は何日も日本語を話せなかったストレスを一気に吐き出すように、ここまでの旅路について話した。


「私も、1年くらい日本語しゃべってないかも。なんかすごく嬉しい~!」


 僕より1歳年上の彼女は、語学留学でオクラホマの短大に通っているという。彼女はとてもフレンドリーで、喋っている最中、僕の手をずっと握っていた。僕らは、自分たち以外に客のいないさびれたファーストフード店で1時間以上話した。

 ふいに彼女が、「ねぇ、今日どこ泊まるの?」と聞いてくる。僕は 「まだ決まってない」と正直に伝えた。すると彼女は、 「私の部屋に泊まったら」と平然とした口調で言ってきた。

 彼女は大学の女子寮に住んでいるという。そんなところに僕が行くのはマズいんじゃ…と思ったが、「大丈夫だよ。ちょうど新学期が始まる前だから寮には生徒があんまりいない」と彼女は言う。僕は「そういうことなら…」と彼女の好意に甘えることにした。ただ、そう決めた瞬間、ドキドキが止まらなくなった。このとき僕は、まだ童貞だったのだ。

 ひと目を気にしながら女子寮に入り、足音をたてないように廊下を歩く。僕の胸は今にも張り裂けそうな状態だった。

 扉を開けて彼女の部屋へ。そこには勉強机とシングルのベッドしかなく、思った以上にシンプルな部屋だった。

 部屋に入ったはいいものの、どうしたらいいのか分からず、扉にもたれて立ちつくす。そんな僕に向かって彼女は、「シャワー浴びてきなよ」と言ってきた。僕は「うん」とうなずき、ようやく動くことができた。

 僕と入れ違いに彼女もシャワーを浴びる。シャワーから出てきた彼女は、ピンクのネグリジェを着ていて、そのセクシーさに僕はうつむいてしまった。

 「じゃあ、寝よっか」と彼女に誘われ、小さなベッドに一緒に入る。電気は消されたが、僕の目は冴え渡り、しかも股間がアツくなってどうしたって眠れそうにない。かといって、彼女に手を出すのも怖かった。

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